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「間」を持つことの習慣

日常の癖とは、恐ろしいものである。

「マルチタスク」とはよく言ったもので、
A(の案件)の段取りをしながら、Bのスケジュールを気にして、
Cの件でメールを打つ。

夕飯を食べながら、ついついスマホが気になる。

同じ時間で、二つのことを平行して進めることは、
想像以上に、脳に負担がかかるらしい。


人間の行動は、脳の指令によって決められている。

常に何か行動としているということは、
ずっと脳は指令を出し続けていることになる。


私のルーティンで言うと、
夕食から、執筆までの時間の使い方。


「なんかいい情報ないかなー」
休憩時間として、スマホをチェックする。
他の人へのコメント書いたり、記事読んだり。


一見休んで、リラックスしている見えるこの時間。

が、その間も脳はずっと動き続けているというのである。


「さあ、これから自分の記事を書くぞ!!」


いざその段になって、
「全く書くことが進まない、発想がおりてこない、書く気になれない。」

そんな時がある。

それは、脳が既に疲れ切っているからという仮説を立てることが出来る。

そこで、ある方に教えて頂いた方法を実践してみた。

書く作業に入る前に、

「5分間、ボーっとする」


ただ、それだけである。
全く何も考えず、何もしない。

はじめは、ついつい本やスマホに手を伸ばしたくなる。
(どれだけ脳みそが情報を渇望しているのか…)

それをグッとこらえて、ボーっとすることだけに意識を向ける。


「書く」というこの後の行動は、既に決まっている。

脳はそのイベントに向け、
己を軽くデトックスして、リフレッシュさせているというのである。


すると、どうだろう。

準備された脳みそは、「自分の記事を書く」ことに一点集中させてくれる。

集中力という点で、パフォーマンスが上がったのである。

あらゆるものが散らばっていた道が、
整理されて走り易くなった。

そんなイメージで、書く行為に専念させてくれる。

ちなみに…
書く内容が飛躍的に向上するか?というと、それは別の話(笑)。


番外編として、

毎日の習慣である瞑想にも、この考え方を取り入れてみた。

今までは、
「雑念を持たないでおこう、無にならなければ」と思えば思うほど、
脳が動いて、色んな考えが頭をよぎった。
(無になれる時間なんて1分あるか、ないかだった。)


「目を閉じて、ボーっとすること」


このイメージを持つと、文字通り空っぽになれる時間が増えた。
(それでもある程度の雑念が混じる時間があるが…)


何もしないこと。
「間」をもたせるということ。

それは、単なる「休息」という概念以上の意味を持っている。


ご一読ありがとうございました。
今日も書けるという喜びに、感謝。

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