
明日へ向かう言葉 2025.2.4
なんとかなるさは天を信じる気持ち。
なんとかするさは自分を信じる気持ち。
両方揃って「人事を尽くして天命を待つ」。
大塚彩子(心理カウンセラー、演奏家)
目の前に広がる現実。
試練を与えられた時こそが、生身の人間の本質が問われる。
「なんとかなるさ」
そんな前向きさや気楽さがあれば、どれだけ大変でも乗り越えられる心の軽さを生む。
でも、それだけでは問題解決には至らない。
「なんとかするさ」
例え今は耐え難い状況でも、その強靭な意志は勇気になる。
その勇気、自分を信じる心が、状況を打開する行動に繋がる。
ただし、それだけでも高くモチベーションを保つには限界がある。
「なんとかなるさ」×「なんとかするさ」
軽やかさ、そして勇敢さが乗算され、なんとも目的達成できそうではないか。
「人事を尽くして天命を待つ」という諺は、こんな方程式に置き換えられたのか。
さらにそれは、 マインド×気力 とも言えないだろうか。
どちらか一方では、物事は行き詰まりを見せる。
どちらもバランス良く、快活に持ち合わせる「理想像」が心の中で、思い描かれた。