バスルームの女神♨
私が家には、女神がいる。
姿は見えない。しかし彼女はバスルームに間違いなく、現れるのである。
(そう信じている。)
noteを書いて、ゆったり湯船につかって明日へ向かう。
これが私の毎日のルーティンである。
「湯船につかること」
このアクションは一日の中で、絶対的なものになっている。
ここでストレッチして、身体を癒すこと。
エネルギーを一旦放出して、反省なり、明日への構想を練ったりする。
こうしてリラックスしている状態になると、
時に「いいアイデアが降りてくる」ことがある。
まさに、女神が降臨した瞬間だ。
こうなると、大変である。
何がって、メモが取れないからである(笑)
大抵、私は日中メモ帳とボールペンをポケットに忍ばせて、
閃いたことを書いている。
しかし、バスルームではそれができない。
車の運転中もそうなのだが、得てしてメモの取れない時に、
ピンとくるものが「降りて来る」。
その瞬間、私は突如としてカラスの行水モードになる。
早く確実にアウトプットしないと、シャワーと共にそれは流れていく。
バスルームから飛び出た私は、そのアイデアの断片を
濡れた身体を拭き終わるや否や、必死に書き留める。
私のような、超凡人のアイデアである。
たかだか、知れているかもしれない。
しかし、バスルームの女神は
いずれ何か「とてつもない」アイデアを投下してくれる、
そんな気がしているのである。
過剰に期待しているのではない。
何となくそんな気持ちで、毎日浴槽と床を、磨くのであった。
ご一読ありがとうございました。
今日も書けるという喜びに、感謝。