
明日へ向かう言葉 2025.2.24
これを知る者はこれを好む者に如かず。
これを好む者はこれを楽しむ者に如かず。
孔子(思想家、哲学者)
知るだけの者は好きな者には及ばない。
好きな者もそれを楽しんでいる者に及ばない。
という言葉。
ある「ものごと」を楽しんでいる人ほど、最強な人はいない。
もはや「好き」という感情を超越して行為そのものに没頭し、時間の感覚すらも忘れてしまうような状態にいる人。
子供の頃、遊びに夢中になり、陽が暮れるのも気付かなかった経験がある。その純粋な楽しみは、大人になって随分と減った気がする。
情報が溢れている世の中、知識を得ることは自体はとても容易くなった。
ただ、得られた知識は形を変えているだろうか。
触れただけ、で終えられてしまっていることは多々ある。
「好き」「楽しむ」という、その境地に至ること。
”血肉になる”というのはその知識について、溢れんばかりの感情に満たされた時、はじめて体現できているのかも知れない。