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明日へ向かう言葉 2025.1.28
人生は一枚の銀貨のようなものだ。
それをどう使おうと勝手だが、使えるのはたった一度きりである。
セルバンテス(小説家)
財布に入っているのは、一枚の銀貨。
それ以上は、ない。
この一枚を使ってしまえば、全ては終わる。
そう考えてみると、一日見る景色や光景を愛でたくなる。
行動も変わってくる。
人間、過酷な目の前の現実に晒されたときに、
その価値や重量、質感を認識する。
銀貨一枚という人生。
その使い方に持ち主の価値基準や信条が見えてくる。
さて。
財布の中にはまだ、銀貨が残っている。
この一枚の命、何と交換しようか。