AAROの正体とは?
昨日の記事のルー・エリゾンドの声明の中にある「認識管理 perception management」という言葉についてもう少し深く考察したRedditの投稿を紹介する。
AARO、DOD、および認識管理
国防総省の影響認識管理局(The Influence and Perception Management Office :IPMO)は、認識管理におけるその役割を「国防総省の認識管理(防衛能力の暴露/隠蔽)プログラムと活動に関連する政策、監視、ガバナンスを開発すること」と定義している。
The Intercept 誌は IPMO についてこのように報じている。
ここで言われる「内部メモ」には次のような記載があるという。
もう少し興味深い話に移ろう。2022 年に AARO と IPMO は、Sancorp LLC というコンサルティング会社との間で190万ドルの契約を結んだ。AARO における Sancrop の役割は、UAP トピックに関する認識管理を支援する計画を実行することであった。
スーザン・ゴフ(Susan Gough)
現在の国防総省の広報担当者スーザン・ゴフは、FOIA を通じて UAP の話題について何を公開するかを担当しており、AARO および昨年末まで所長を務めていたショーン・カークパトリックとも緊密に連携している。
彼女は 2003 年に米陸軍大学を卒業し、戦略研究の修士号を取得した。「戦略的影響力の進化」というタイトルの心理的操作に関する論文を書いている。この論文はこのように始まる。
DOD での現在の役職に就く前は、Booz Allen Hamilton という会社で働いていた。そのサービスは Sancorp のサービスとよく似ている。彼女が所属した 戦略的コミュニケーション チームの役割は次のように説明されている。
AAROの正体とは?
ここから先は推測になるが、AARO が存在する理由は以下の2つであると考えられる。
1 UFOに対する一般の認識に影響を与え、国防総省の望むものに合わせて話法(ナラティブ)をコントロールすること。
2 彼らのもとに来た内部告発者について、彼らが誰であるか、どこで働いていたか、何を知っているかに関するデータベースを収集し、その情報を上層部(おそらくCIA)に渡すこと。
つまりAARO とはUFO問題について内部告発を試みる者にとっての罠であり、その目的は決して透明性を高めることではなく、この話題に蓋をし、議会や国民からのさらなる追及を阻止することにある。
2023 年 7 月以降、Redditや他のサイトでボットや荒らしの数が増加しているのは単なる偶然ではないと考える。
AARO は国防総省の「認識管理」作戦の一部であり、スーザン・ゴフはその主要なプレーヤーである、というのがディスクロージャー推進派の見方であり、エリゾンドの声明はそのことをほとんど明言している。