前世が反映されたホロスコープ:出生ホロスコープは魂の行動履歴である
人の出生時のホロスコープ(ネイタルホロスコープ)は今世の計画書と考えられますが、同時に出生時点での
「魂の行動履歴」
または
「評価書(ガイド=死後世界の先輩霊たちからによる)」
でもあります。
そのことを裏付けるのが、筆者のネイタルホロスコープです。
前世記憶と照らし合わせたところ、出生時のホロスコープは前回の人生を反映していると分かりました。
これまでに書いてきたとおり、過去の人生を特に強く表している感受点(惑星)は月やドラゴンヘッドでしたが、実際にはすべての感受点が前世を表しているようでした。
つまりネイタルホロスコープは全体で過去に積み重ねてきた経験を表し、出生時点での“現状”を意味していたようです。
このことを証明するサンプルとして、私は自分のネイタルホロスコープをご提供しています。
公開範囲では、特に強く「前世が反映された箇所」を。これだけでも前世とホロスコープの関係を知りたい方には充分ではないかと思います。
ホロスコープ全図は重要個人情報となるため有料でのご提供となります。記事下にリンクしておきます。
【公開範囲】前世が反映された感受点
元記事 https://ksnovel-labo.com/blog-entry-1255.html
詳細リンクはプライベートブログへ飛びます。
宿と月の比較
月星座には一つ前の前世が明白に表現されていました。
その月星座をもとに作られた宿曜占星術の解釈は、最も具体的に前世が表現されていたようです。
筆者の月サインと度数:水瓶座24度
サビアンシンボル:25度 「右の羽がより完全に形成されている蝶」
水瓶座は合理性や計画性、斬新なアイディアなどを持つ。変わり者で他人から見て天才風のキャラクターを持つのも特徴。
サビアンシンボルの25度は水瓶座のなかでも理性的な人格を表し、感情を抑制した冷静な判断力を表します。(すたくろさん解釈はまた少し違います)
宿曜占星術:壁宿
代表的な参謀星。控えめで情にもろい性格、君主に引き立てられる、変人、コミュニケーションは下手…等々。
多重YOD
YOD(ヨッド)は逃れられない宿命という苦労を表すとともに、天才性も表すアスペクトとして知られています。
筆者はこのYODが上下に二つ重なり(オーブにより四~六重)、しかも奇妙な複合アスペクトを成しています。
解説 →YODとは自分が現状として天才だと言っているわけではありません。
このアスペクトは過去の、「天才」と呼ばれて苦しんだ経験を表しているのではないかと思います。
2021/4/9 ごめんなさい、打消し線の箇所は世間体を考えて若干の嘘(謙遜)をついていました。と言うより自分でも自分のことを誤解していたようです。
幼い頃は、学力において確かに他の子より優れていたところはあったと感じます。これは前世の実務経験のおかげでしょう。今は研鑽していないので退化していると思いますが…(お遊びのテストではこのような結果。現実能力はともかく今も“天才肌”の性格ではあるらしい)。
なおYODを単なる「宿命的な苦悩」とだけ解釈する場合なら、現世では今のところ何も苦労を負っていないため「前世の経験記録」と解釈するのは間違っていなかったと思います。
過去語り(要パス):私は何故、「天才」と呼ばれたのか
バーテクス、アンチバーテクス
この感受点も宿命を表しますが、今の人生では説明がつきませんので前世の表れだと感じます。
このシンボルについて詳細→集団から求められる生き方(アンチバーテクス)と、それに対する自己の反応(バーテクス)
軍神オーディン
ヨッドの一点を成す惑星は、サビアンシンボル
蟹座2度 『吊るされた男』
です。
これは比較的に分かりやすいシンボルで、タロットカードそのままと思われます。一般的には「逆転の発想」や「広い視野を持つ」ことを意味しますが、元々は北欧の神オーディンを表しています。
オーディンは智慧の神で、軍神です。
そのものズバリなシンボルで背筋が寒くなります。
自分をオーディンになぞらえるほど図々しいつもりはないのですが、確かに西洋ではこのシンボルが妥当。言い得て妙だと思ってしまいました。
このサビアンシンボルについての解説はこちら。→吊るされた男
すたくろさん解釈も引用しました。(以下同じ)
ASC ラブバード
ASCサビアンシンボルは
水瓶座15度 『フェンスにとまる二羽のラブバード』
です。
これは司令塔的で俗抜けした性格とともに、ソウルメイトのような伴侶が存在することをも表してもいます。
このシンボルの詳細はこちら。→ラブバード
MC チェス
私にとって、「MC=名刺として差し出せる生き方」は
射手座3度 『チェスをする二人の男』
であるようです。
松村潔氏によれば、射手座の前半は戦争を表し、特にこの度数は「戦場には出ずに室内において作戦を考える人を表す。机上にて作戦能力が磨かれる」とのことです。まるで私が記憶している前世の日常そのものです。
この度数はもちろん、全ての人にとって戦争を意味するわけではありません。
私は特に戦争ゲームにも関わりませんし、コンサルティング業をしているわけでもありません。このため前世のことでしかあり得ないだろうと思った次第です。
このシンボルについて。→チェス、筆者の現在も加味した話
IC テューレリー庭園
21/4/10追加。
「ルーツ」を表すICは『テューレリー庭園』。
計画性や企画力、戦略戦術を表します。
この度数も状況によって様々な解釈のしかたがありますが、筆者の場合は露骨に前世職務を表していると思います。
詳細→テューレリー庭園
フクロウ
筆者ネイタルの中で、最も重要な意味を持つ惑星のサビアンシンボルは、
射手座5度 『木の高いところにいる老いたフクロウ』
です。
射手座前半なので『チェス』と同じく戦争を表します。特にこれは「高度な作戦能力を表す(松村解釈)」そうです。
筆者に長いこと絡んでいた年配の読者の方が、
「射手座5度のフクロウは、ミネルヴァの梟のことでは? あなたには哲学の素養があるということです。(作戦能力なんかじゃないよ)」
と仰っていました。
自分で本を買って解釈を勉強することもせず、ただ筆者の記憶を否定するためだけに独自解釈でこのようなことを仰った。全体を見ずに枝葉さえ否定すれば全てを否定できると思っていた。
最低の人だなと思いましたが、この度数を哲学性と解釈するのは一部、正しい面もあります。
松村潔氏もこの度数を「稀に哲学性を表すこともある」と言っていますし、筆者の過去世でもアテナイで哲学に縁を持ったことがあるから一理あるのです。
しかし現在の私の状況を考えると、哲学と言うよりは軍事のほうで解釈したほうが妥当に思います。
なお、ミネルヴァ(アテナ)も智慧の神であるとともに、軍事の神です。残念ながら。
海王星カルミネート
出生図全体に、まず何よりも強い意味合いの海王星カルミネートであることが特徴です。
海王星カルミは場合によって、「神話的人物の扱いを受ける」または「ファンタジーを現実化する」と読み解けます。
海王星は、空想世界と現実との境界を溶かしてしまう意味を持ちます。
このことから一般に海王星カルミネートの出生チャートは、「現実が空想に浸食される」すなわち妄想に翻弄される人、自分の未来が定まらない人という不安定な意味に解釈されます。
しかし実感としてはむしろ逆で、「空想が現実に浸食され」ています。
(現実が空想に浸食されることがあるなら、その逆もありということ。私の海王星カルミは後者のパターンらしい)
それまで空想だと思っていた世界が突如、現実として襲って来たという経験をしました。
自分一人の空想だと信じて愉しんでいた安らぎのファンタジーが、確固たる裏付けのある現実に侵されてしまった。
このことによってファンタジーは永久にファンタジー性を失ってしまいました。「ファンタジーが現実に喰われ」てしまったのです。
そして私の場合、現実の記憶さえも自分一人だけのものではなく、他者に踏みにじられ汚されていた。それが今の現状であり、悲しく辛い結末です。
※2020年追記:ただし今は「悲しく辛い」だけではなく、現実にあの過去が長期にわたって人々から愛されてきたことを心から感謝しています。膨大な称賛を今の自分と結びつけて考えるのは不可能なのですが、皆さん史実ではないことも分かってらっしゃる。そのうえで、史実も愛してくださる。そんな本物の愛を感じれば感謝の念が湧いてきます。
なお他者から見ると、私はもしかしたらファンタジー人物が現実化したかのように思えるかもしれません。現実化の結果、ガッカリさせるだけなのではありますが。
これが海王星カルミネートの実証です。
公開は以上です。
他に、最も特徴的なのは「奇妙な複合アスペクト」ですが、あまりにも危険過ぎるため公開は不可能。
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