【今日の日記】社報で「グループ内社員が交通事故を起こしました。皆さんも気をつけよう」の愚かさ

世の中無意味なのに形式でやっている事は多い。

タイトルもその一つ。

交通事故事故が本人、家族、他者に、金銭的身体的心情的デメリットが大きいのはわかる。

しかし、その解決方法が判を押したように気をつけようしか出てこない。

気をつけようで交通事故が減る事はないから、無意味な忠告と言わざるを得ない。


テレビで毎回やる高齢者のコンビニ突撃

「怖いですねー」「高齢者は免許返納を」とコメンテーターは毎回言うが、そういう事故が減ってませんよね。


世の中言うだけで本気で改善努力まで考えていない人は多い。

人間は考える量に限界があり、大抵のことは他人事にして、自分の事を考えるのに脳の大半を使わないと損するからだ。

交通事故被害者が熱心に交通事故防止セミナーを行うのに、社会全体では防止意識があまり上がってこないのはその一例だ。


ここに重大事故を減らせない社会の構造的欠陥があると思う。

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