社会人はじめてのお仕事
大学でて新卒で入った会社が広告代理店だったんですけど、その会社がそれはそれは忙しくて大変な会社。そして摩訶不思議アドベンチャーな会社だったんですね。
僕が新人だった頃の話なんですが、
部署に配属されてすぐの時は、やっぱり分からないことだらけであたふたしてたんですよ。
もう「何か分からないことある?」って聞かれても何が分からないことなのかも分からないというような状況で、、、
もうとにかくについていきながら少しずつ勉強させて頂くというスタイルだったんです。
なのであの頃はとにかく必死になんでも頑張っていました。
1番最初の仕事はカラオケの予約でした。
しかも僕の歓迎会の2次会のカラオケの予約。
先輩に「お~、ちゃんと取れたか、えらいなぁ」って褒めてもらえました。
「はい!やったことあるんで!」と元気よく返事して笑って頂いたのを今でも覚えています。元気だけが取り柄でしたね(笑)
そのカラオケでは「宴会はチーム戦であること」「カラオケ一つとて侮るなかれということ」、、、とまあたくさん勉強させて頂きました。
これらは今でも飲み会や合コンでも役に立つライフハックとなっています(笑)
僕はその歓迎会の日、
2年目の先輩に「いくぞ!」と声をかけられ、
シャツを脱いだ先輩の体にトイレットペーパーを巻き付け、
T.M.RevolutionのWHITE BREATHを歌う先輩を後ろからうちわで扇ぎ、風に揺れる衣装(トイレットペーパー)の演出しました。
曲の間だけ西川貴教であった先輩は歓声と拍手を浴び、そのスタッフ役であった僕も褒めてもらいました。
(これが仕事かぁ、、、想定外だなぁ、、、)そう思いながら終電で帰ったのを覚えています。
週明け月曜の部会では、このことを局長代理という偉くて怖い人に褒めてもらえました。
その1年上の西川貴教先輩は、関西出身の大学までアメフト部に所属していた体育会系の方で、
「何も得意なことはありませんが、根性だけはあります」と言い続けて入社したそうです。
西川先輩にはたくさんの根性論とユーモアを教わりました。
部では「飲み会はなるべく誘われたら断らないこと」がモットーのような雰囲気があり、先輩も朝までだろうと飲みに付いていく方だったのですが、
ある日どうしても予定がある時、
先輩は「えぇ~今日Mステ観たいんですぅ~」
の一言で断っていました。さすがでした。
そんな素敵な西川先輩は関西支社に異動してしまい、僕も転職してしまったのでその後あまり連絡は取らなくなってしまったのですが、
先日「広告大手D社に転職した」と知りました。
先輩なら根性とユーモアでどこでも戦っていけると思います。
僕もまあまあの根性とユーモアを大切にして今後もほどほどに頑張りたいと思います。
元気かなぁ。新田先輩。(笑)
おわり(わらびー)