肩関節ゼロポジションの目安【現場視点】
こんばんは、わらしです。
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ゼロポジションは肩関節でかなり重要と言われています。
なぜなら、ゼロポジションがインナーマッスルによる上腕骨頭の求心力が最も高くなる相対的なアライメントであるためです。
ゼロポジション
肩関節の肩甲棘と上腕骨が一直線になる位置関係
これらを学ぶ人は多く、これをもとに指導する人も多いです。
しかし、これを端的に、現場で指導するとしたら何をどうするか、が何よりも重要であると考えています。
今日実際にTwitter上でその質問を投げかけていただきました。
改めて自身でも考えて、下記のように回答いたしました。
現場では、言葉での共有も大事ですが、それよりも
どうしたらその概念を体に落とし込めるか
の方が重要だと思っています。
その落とし込みがない限り、言葉でいくら説明したとしても、学んだとしても、「活きる知識」にはなり得ません。
このようなことはスポーツにおける学習の場で様々起こり得ます。
頭でっかちになることの弊害がここにあると思っております。
そのため、まずは自分でその概念を体で落とし込むことが必要です。
概念の落とし込みに際しては、指導する前に自分がその概念を自分の体で体感することが求められると思います。
言語を運動感覚に落とし込み、さらにオノマトペのような発想に持って行ったり、フィードバックを自分なりの言葉で再構成したりする。
このような繰り返しで、指導の深みや厚みが変わってくるのだと感じます。
やはり、プロフェッショナルの指導者の方々と接していると、その「内観」の共有や『どう運動を規定したらその概念をうまく落とし込めるのか』の設定がとても上手いと感じます。
アフォーダンス(環境が行動を規定する)的に運動指導の現場や教育現場でも、このような落とし込みを大事にできるとその質が変化していくのではないかと考えています。
指導者を指導する立場を経験もさせていただいたことで、上記のような考えがさらに深まりました。
このようなことを教示する立場であることを踏まえ、さらに自分の中の概念を落とし込むこと、そして多くの指導者の方の運動の内観を取り込めるように、さらにアンテナを張っておきたいと感じています。
ゼロポジションという概念がとてもフワフワしたものと捉えている人も多いかと思うので、上記を参考にしていただけると幸いです。
(948文字)PCより
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●藁科 侑希(わらしな ゆうき)
大学教員として、教育・研究現場で活動中。また、スポーツ現場でもトレーナーやコーチとして活動。選手や学びたい人にとって、最良のアドバイザーであることをモットーに、肩書きにとらわれない現場目線のサポートを模索中。 #西野亮廣エンタメ研究所 サロンメンバー
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【保有資格】
博士(スポーツ医学 筑波大学)
日本スポーツ協会公認バドミントンコーチ3
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツコーチ
日本障がい者スポーツ協会公認中級障がい者スポーツ指導員
日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツトレーナー
NSCA認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト
NSCA認定パーソナルトレーナー
高等学校教諭専修免許(保健体育科 茨城県)
中学校教諭専修免許(保健体育科 茨城県)
赤十字救急法救急員