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チーム運営のコツ:個人指摘より仕組み作り

はじめに

現在、私はIT企業の開発横断組織で数名のメンバーが所属する
チームのリーダーをしています。
このチームでは、300人程の開発組織全体の方針やルールを決めるサポートや推進、目標設定や目標の進捗確認を行っています。

日々の仕事を通じて、チームをうまく運営するコツについて
いろいろと気づくことがあります。
今回は、その気づきを 整理してみようと思います。

チーム運営で感じる難しさ

私たちのチームは、いくつかの業務領域を担当しおり、
それぞれの領域で他のチームのメンバーも交えて
小さなグループを作って活動しています。

その中で、メンバー同士のやり方が合わなかったり、
各グループリーダーの期待とメンバーの行動にズレが生じたりすることがあります。
こういった課題について、メンバーとの1on1で
「この人にどう指摘したらいいでしょうか」と 相談されることが少なくありません。

個人への指摘?それともフロー作り?

そのような相談を受けると、最近私は「個人に指摘するより、 むしろフローや仕組みを作った方がいいのではないか」と アドバイスしています。

個人に指摘するのは、その場しのぎになりがちで、
人が変わるとまた同じ問題が起きる可能性があります。
また、指摘の仕方や人によっては指摘した人と相手の関係性が
悪くなってしまうことも考えられます。
一方、フローや仕組みを作ると、長く続く解決策になり、
チーム全体で同じやり方ができ、
誰がやっても 一定以上の質を保てるメリットがあります。

まとめ

チーム運営において、個人への指摘に頼るのではなく、
フローや仕組みづくりに注力することが重要です。
これにより、一時的な解決ではなく、
長期的かつ安定した チームパフォーマンスの向上が期待できます。
また、チームメンバー間の関係性を良好に保ちながら、
組織全体の成長を促すことができるのではないでしょうか。


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