頭がごちゃごちゃ
自分の頭がいいか悪いかは、学校や仕事など試される場面が多くて、50才もすぎると、だいたい自分はこんなものなのだろうと分かってきますし、あきらめも出てきます。
一方で、人が明晰に考えられるかどうかは、ふだん、あまり問題にされていないようです。試験や仕事は所定の時間内で解決すればいいので、その時間内でどう頭を働かせたかは、外にははっきり見えず、そのためにそれが評価されることも少ないのかもしれません。
自分について言えば、あまり明晰な考えはできず、いつもごちゃごちゃとした考え方をしていて、最終的にはなんとかなるものの、途中では、自分でも無駄なことしてるなとか、遅々として進んでいないな、と思います。
世間の優秀な人を見ていると、もちろんそういう人は頭が良いということもあるのですが、何かをするのにためらいがなく、スムーズに着手してスムーズに終わらせているようです。
自分は、やれば5分で終わることを、それを始めるのに1時間も2時間もかかってしまうタイプです。じゃあ、ぐずぐずせずにすぐにやればいいのではないか、とは自分でも思いますが、もしそうしてしまうと、効率的すぎて心身がついていかず、病んでしまうかもという怖れを感じます。
集中力があるというのは、今言っている、ためらいがないというのに近いような気がします。
じゃあ、自分はどうするか。これまでのところのそれに対する答えは、今やりたいことをやる、です。今やりたいことは、ためらいなく、すぐやることができますから。
仕事の手順やら、効率性を考えると、そうしないほうが良いこともあるかもしれません。でも、効率良いやり方をしようとして、ためらって数十分着手までに時間がかかたりするのであれば、今やりたいことを、すぐにこなしていったほうが、トータルでかかる時間は少ないんじゃないかと思います。
いかんせん、このやり方はストレスが少ないので、精神的にいいです。自分が今やりたいことは、ためらいの期間が終わったことか、あるいは、それをするのに心の中にひっかかりが少なくて、ためらわずにできることなんでしょう。
以上、仕事術としては、ほとんどの人に役立たない話のような気がしますが、「あ、そういう考え方もあるのか」と思ってくれる人がいたら、うれしいです。
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