瞑想に興味を持ったときの話
2年前のGWに、同い年の友達から誘われ鎌倉に写経と座禅をしに行ってきました。最初は意識高いOLみたいだな〜、と思いながらも、瞑想はスティーブ・ジョブズやイチローもやっていた、というのは知ってたので、当時仕事でモヤモヤしてた自分に何かのきっかけになれば、くらいのつもりで参加することにしました。
あいにく雨の日だったのですが、初めて体験する人の回には100人弱の人が集まっていました。お寺の住職の方から段取りの説明と、瞑想中の心の持ちようのお話を受けることに。
瞑想中は何も考えずにただ感じる。想念(心の中に思い浮かべる考え)が出てきても構わないが、深く考えずに客観的に受け止める。足が痛くなってきたら、足が痛いな、とただ感じるだけ。
雨がしとしと降る音や虫の声、他の方が足を組み替える音。慣れないあぐらに足が痺れましたが、痺れたな、とただ感じる。
そういえば頭を空っぽにしたり何も考えないような時間を持ったのはいつぶりだろう、と思うくらい、私の日常は頭がグルグル回って考え事をしていたことに気づきました。いつも何を考えてたんだろうか。言葉にするならば、「人生短いんだから無駄な時間は過ごしてられない」という不安から、次はこうしなきゃああしなきゃと常に生き急いでいた気がします。
瞑想後の感想は、何も考えないって気楽だな、って事。初回は、なんか瞑想って悪くないな。くらいでしたが、著名人はこれから何を学んでるんだろう?と思い、その後瞑想のちゃんとしたやり方を調べるようになりました。
Fitbitというメーカーのスマートウォッチをしていたのですが、そこにも2分・5分瞑想のタイマー機能があって、会社でも気分がクサクサした時にはトイレにこもって瞑想したりしました。
まだ、瞑想の偉大な効果については実感できてなかったですが、何か必要なものだろうと気になってたのだと思います。不安を感じたら瞑想、みたいな習慣がだんだんとついてきました。