演奏会で演奏以外に感じること
昨日、友人の演奏会を聴きに行ってきました。
彼の楽団の編成は少し変わっていて、
ジャズバンドに弦楽四重奏が加わったもの。
普段あまり聴かない組み合わせなので、
どんな演奏になるんだろうと、楽しみにしていました。
そして、自分にとっても想いが揺さぶられて
良い時間だったなあと、改めて思いました。
演奏中に考えていること
今回の演奏会に限ったことではないのですが、
演奏会やライブに行くと、演奏以外にも頭の中にいろんな刺激が
入ってくるなあと感じていました。
同じものを見ている人でも、
違う感じ方をしているのだと思います。
私は、演奏会中に感じたことを書いてみます。
見た目や音からの情報もあれば、
そこに触発されて、出てくる自分自身の感情もあります。
ネガティブな思いにも価値がある
当然、ネガティブなことも浮かびます。
学生の頃は、交流のあるよその学校のバンドの演奏を聴くと、
悔しさと嫉妬でいっぱいになっていました。
楽しんで聞いている余裕がなかったんだと思います。
今回は、ふだんから一緒に演奏している友達なので、
いつもと違う一面を見ると、
憧れのような嫉妬のような気持ちもあれば、
自分だったらこういう風にしたいな、とか。
今はネガティブな感情が浮かんできた時も
友人と少しだけ価値観が違う、というだけと受け止めているので、
逆に自分がこだわってるものに気づけるようになりました。
他人の行動を見て、自分の理想が浮かび上がっていく。
単純に演奏を楽しむ面もあるし、それによって触発される
自分の感情を楽しみに、演奏会に行っていのかもしれません。
ポジティブな情報も、ネガティブな感情も、
両方の体験をお土産に受け取れるようになりました。
友達の晴れの舞台を楽しみに行けるようになったことで、
前に書いた、「周りの人に心から感謝できるようになる」
という目標にも近づけた気がします。
自分の想いをカタチにする人は素敵だ
こうした発表の場で、自分の想像する世界をカタチにすること。
自己表現をすることは素敵だなと思います。
普段の仕事で忙しいと、休日にも準備をしたり練習したり
大変なことも多いけど、
それでも自分だけが浮かぶ音楽や絵でも文章でも、
誰かに見てもらって、そこから喜びや感情を揺さぶることがあって、
同じ時代を生きている感じがします。
いろんな人の想いを見て感じていきたいし、
自分の想いも伝えていきたいと思いました。