アンチコメントは論理的に対処しよう
お久しぶりです。たっちゃんです。
今日はアンチコメントや煽ってくるようなコメントにどのように対処すべきかを考えていきたいと思います。
昨今流行りのSNSといえば、TikTokが挙げられますよね。
数10秒から1分以内に内容をまとめた動画がスワイプすると次から次へと現れ、ドーパミン出まくりのあのアプリです。
そんなTikTokのコメント欄は、「民度が低い」と表現されることがあります。
他者を傷つけるようなコメントや、容姿、思想に対して思慮の少ない発言も見られるからです。
また、TikTokの特徴として、クリエイターに対する誹謗中傷だけでなく、コメント欄で勝手に喧嘩が始まることも多いです。
私はいわゆる「見る専」で、ほとんど動画を上げたことがありませんが、私がしたコメントに第三者が反応し、コメ欄での喧嘩に発展したことが何度かあります。
そのときには、論理的に諭すように伝えてもわかってもらえず、いらだちは募るばかりでした。
この春からクリエイター人生を歩み始めた私にとって、「嫌なこと言われたから」といちいちイライラしていたらそのうちキャパオーバーしてしまいます。
今回は、SNSに感情を操られず、気持ちよく利用するための方法をご紹介します。
○大前提の確認
大前提 [ 匿名の相手と健全なコミュニケーションはとれない ]
まず大前提として、匿名では健全なコミュニケーションを取ることはできないと思いましょう。
人類は数万年前から存在し、体の構造や社会性は変化していません。対して、インターネットの発展はここ数10年で、私達の文明は飛躍的に進歩しました。
人類の身体・心理構造はインターネットの進化に適応できていないのです。
私達にとってコミュニケーションとは、顔を見合わせて互いの声を聞いて成立するものでした。音声や視覚情報も含めて、「相手が何者であるか」が明確であるから、情報の交換に信頼と責任が生まれるのです。
しかしながら、インターネットでは顔や名前を始め年齢、性別もわかりません。
信頼関係はなく、信頼される必要もない環境では、自分の言葉に責任を負う必要が無いので、理由や根拠が希薄でも適当なことを言います。
自分があとから責められることもないし、知らない相手のことだから、傷つけるようなことも平気で言ってしまうのです。
したがって、匿名の相手とまともなコミュニケーションが取れる前提でいることがそもそも大間違いなのです。
匿名であるうちは話半分に聞き、良いことも悪いこともまともに受け止めない方が良いです。
この大前提が理解できるだけで、ネット上の大半のアンチコメントは無視できます。
自分に向けられる誹謗中傷は、「いや、顔も名前も明かしていないやつが何言ってんだ」でスルーで良いです。
続いて、レスバトルに発展した時の対処法についてお話します。
結論から言うと、バトルに展開する前にその場を捨てましょう。
先程お話したとおり、相手は匿名の誰かわからない人間であることを忘れないでください。
顔を突き合わせて議論しても、話が平行線になることが往々にしてあるのに、互いがどんな情報を持ち合わせているのかもわからない状況で、何を主題とするかも共有せずにまともな議論などできるはずがありません。
ルールがないのに試合はできません。
そこにエネルギーを費やすだけ無駄です。非常に不毛なことに時間を費やしていることに気がついてください。
したがって、絡まれても無視してください。
絡んでくるヒトはかまってほしいから絡んでくるのです。
知らん人のことを相手する必要など一切ないのです。
現実社会とインターネット社会は全く別のものだと理解しましょう。
それでも、感情的になってしまいどうしてもやめられない方もいらっしゃるでしょう。
そんなあなたは、イラッとした瞬間に10秒だけ深呼吸してください。
その後に、まだ喧嘩の続きがしたいのならどうぞお好きにしてください。
その戦いは勝っても負けても何も産まないものです。
さらに、喧嘩を買うということはあなたは相手を同じリングに立つチャレンジャーとして認めたということになります。
あなたも相手も、周りから見れば同じリングに立って喧嘩をしている人たちです。
リングに立たないでください。同レベルにならないでください。
クリエイターの皆さんへ、アンチコメントの対処法
さて、クリエイターの皆さんは視聴者や消費者の意見を参考にする必要があると思います。
DMやコメント欄から「生の声」を拾うことは今後のサービスの発展に必要不可欠です。
ここで、みなさんが健全に成長するために確認すべき前提をご紹介します。
前提 [ アンチコメントと批評は違う。]
アンチコメントは皆さんのことを感情的に、理屈や根拠なく傷つける行為です。これは完全に無視しましょう。
公園や電車で、酒を飲んで酔っ払ったおじさんが「ばっかやろー!!」と叫んでいると思ってください。このおじさんに「なんだともう一回いてみろ!」と反論する人をみたこがありますか?
反論したら、「え、あの人もやば・・・」となることが想像に難くないですよね。
インターネットも同じです。
嫌なことは「やめてください。」誤情報ははっきりと「違います。」というべきですが、それ以上の発言は望まないでください。
これは、絡んできた相手にわからせるための発言ではないです。
周囲の人間に、「私はまともな人間です。」とアピールするためのものです。
「やめてください」「違います」など、自分の意見をはっきり表現したあとは黙っていましょう。
インターネット上には、一部の情報しか読み取れない人や異なる視点から見る人がいます。
情報を与えれば与えるほど、味方が横道にそれて減っていくと考えましょう。
明らかに相手が悪いことをアピールするには、自分が被害を被ってどう思ったかを伝えるだけで十分です。
すると、正義感が強い方が味方してくださいます。
クリエイターにとって大損害なのはファンを失うことです。
コメントの中には、言い方がきつかったり、耳が痛い内容だとしても有益な情報があります。これが批評です。
これには、注目しましょう。
ただ、そのコメントの書き方、表現方法には注目せずに内容を整理して抽出しましょう。
配慮にかけた表現しかできない方やコメント機能に不慣れな方もいらっしゃるはずです。
インターネット上の関係では、相手の背景が不明なので自分と同じような表現ができると考えるほうがナンセンスです。
したがって、アンチコメントではなく、成長に繋がる情報であると判断したのなら、感謝して頂戴しましょう。
まとめです。
インターネット上の情報はまともに受け取らないこと。
アンチコメントは無視。
批評は要素を抽出して頂戴する。
さて、今回もまとまりのない駄文を拝読いただきありがとうございました。
シェアやスキをしていただけると今後の執筆活動の励みになります。
では、また次回の記事でお会いしましょう。