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クライアントとのコミュニケーションで失敗した時のお話。

先日こんなツイートをした。


パーソナルトレーニングは、個室かオープンスペースかの違いはあれど、マンツーマンでセッションをする、というのは共通だ。

つまり、バリバリの接客業なんだよね。

だからコミュニケーション能力がめちゃくちゃ求められる仕事だ。

僕も今でこそコミュニケーションが得意ということでこんな発信もしてるけど、駆け出しトレーナーの時は、クライアントと何を話せばいいか分からなかったよ。

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とにかく、沈黙が怖いので間をもたせるために質問攻めにしちゃったりもした。

僕はもともと聞き役が得意で、自分から話を振ったり自分の話をするのが苦手だったので、自然とどんなクライアントにも聞き役になることが多かった。


当時担当した40代女性のクライアントさん。いつものパターンでそのクライアントにもいろいろ質問してみたんだけど、そのクライアントは質問に対して、「はい」とか「それはないかな」っていう一言で話が終わっちゃうんだよね。

あんまり口数が多くないタイプの人だった。

それで焦ってまた違う質問をするんだけど、また一言で終わる。それの繰り返し。

2、3回来てくれたんだけど、それっきり来てくれなくなった。


今振り返れば当たり前なんだけど、パーソナルトレーニングにお金払って来てくれてるのに、質問攻めにされたら気分が悪くなるしそれは来てくれなくなるよね。

しかも、その人はジムのオーナーの知り合いで、そのつながりもあってジムに通ってもらい始めたのに。

やっちゃったー・・・

だいぶ落ち込んだよね。


僕は、この出来事をきっかけにコミュニケーションに本気で向き合うようになっていった。


相手が僕との時間で何を求めているのか。

体を変えに来ているのはみんな共通なんだ。でも、その中でもコミュニケーションを求めている度合いは人によって違うんだよね。

お話しするのがメインで、その合間に少し体を動かしたい、っていう人もいるし、コミュニケーションはいらないのでトレーニングに集中したいって人もいる。その割合がグラデーションになってるんだよね。


だからそこを見極めて、そのクライアントに合った割合でコミュニケーションを取っていく必要がある。

どちらかというと、僕はコミュニケーションを求めるタイプのクライアントとの相性が良い。僕もコミュニケーションを取るのが大好きだからね。

今は自分と相性が合うクライアントしかセッションしていないし、今後も自分と相性が合わない人のパーソナルトレーニングはやらないと決めている。

自分にとっても相手にとっても良くないからね。


ただ、パーソナルトレーナーとして駆け出しの頃はそういうわけにはいかないよね。

それに、色んなパターンのクライアントを担当することで、自分と相性が合う人がどういう人か分かってくる。

だから、駆け出しトレーナーには色んな年代、性別、要望を持ったクライアントを担当してみてもらいたい。

そしてクライアントとコミュニケーションを取る際には、さっき言ったコミュニケーションとトレーニングの割合を意識してほしい。


この人に最適な割合はどのぐらいなのか?

失敗しながら、自分のスカウターの精度を上げていってもらいたい。


大丈夫。

僕も今でこそこんな風にコミュニケーションについて人に教える仕事をしてるけど、数えきれないぐらい失敗してきてるから。

辞めていったクライアントもたくさんいるよ。


でも、目の前のクライアントと向き合うということをやり続けて、コミュニケーション力を磨いてきた。

その結果、本当に自分と相性バッチリなクライアントだけと毎日セッション出来ている。

僕にできて他の人にできないわけないでしょ。


千里の道も一歩から。

どんどん失敗しようぜ。

僕が付いてるからさ。


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