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松葉杖をポッキンアイスの要領で膝で割ろうとしたら全治1カ月に悪化した
足を止めて一つ木の葉に摘まんで離した葉の行き先は興味なく宙もなく落ちることなく傍らで知らず知らずにとんぼが飛んでいたものだから気にする必要もなく渦を巻いて、巻かれた糸が解かれず詰まった苦味は去った間にまにえら立った象の遊具は暗くライトに照らされてニヤリと笑ったまんま時が似つかず消えてザクロの汁が乾いて素になった表情は一枚また一枚剥がれ落ちた果物へと変わるペン先の流れが地球の物とは判別つかずに床の
もっとみる街隅(まちかど)いつか日はまたいずれ
雅授かる目をもとひるぎ。庭に差したる日の光が網膜揺らして朝顔が咲く。数字の彩り二、三本の手長き雫飴のけささぎについこの間が、まるで嘘のように、でも嘘だったらよかったのにと悔しさを混じらせながら地に住まう鯉の声に耳を澄ませられる喜びが一息の時だけ極楽を感じさせてくれた。
無情無双に無関心感心しないな地獄繋がれしきつく縛られた鎖が天から伸びて、その巻きつきがこちらに来ないよう思うも瞬時に思い直し