心の声を聴く
これでいいのかな…
と迷う時もあるだろう。
思いもよらない出来事に
打ちひしがれることもある。
「こういうこともあるよね」
「それはそうかもしれないけど
そうでないかもしれない」
「あの人にはそう思えたのかな」
そんな風に様々な視点から物事を見るには、
まず自分自身に余裕がなければ難しい。
思い通りにいかないこともある。
でも落ち着いて考えれば
絶体絶命と思える時も、
選択肢があるはずだ。
自分の未来を望んだ通りに進むには
練習やコツが必要なはず。
いいことがない、なぜこんなことに…
と思っている時に選択を繰り広げても、
きっと悩みは迷宮入りしてしまうだろう。
そんな時は、心の声を聴こう、本音をつかまえよう、
と言う。
心の声とは、自分を責めるような物ではない、
と気づくところから始めた方がいい。
「あの時あんなことをしたから…」
「もっとこうだったら…」
後悔と非難は、失敗や選択ミスを責め続ける
裁きの思考の声である。
だからといって、
極端に自分を押し通すことができるのがいいのか、
というとそういうことではないのだと思う。
ほどほどに人の気持ちも思いやることが出来、
お互いの生き方を許しあっていけるような、
そういう健全な人間関係の先に、
誰もが生きやすい社会が待っているのではないだろうか。