手作り布マスクについて思うこと~作るに至った経緯~

そもそも、ミシンもなんもかもできない前提の私が、布マスクを作ろうと思い立った理由。
手持ちの使い捨てマスクがついに、なくなりそうだね、となったから。
マスクは基本的に箱買いしてたんです。買占めとか問題になる前だったし。仕事でもつけるし、アレルギーだし。でも、残りが、箱の半分を切って、3分の1を切って。。。
で、そろそろやばい。夫は通勤で電車に乗る。片道軽く数時間。普通に満員電車。一日換算すると、怖いので、考えるのをそこでやめる。一応、私も仕事をする(多分。いま結局お休みいただいてるけど)。
マスクは必要。作るしかない。布マスクを。

作り方は、3月上旬で、もうネットにたくさん上がっていた。プリーツマスク、立体マスク。そのころ目にしたのはそのくらい。どれくらいの量が必要か、もちろん失敗も含めて、多めに、と思って、すでにダブルガーゼは売り場から出払っていたので、マスクにして心地よいであろう素材を調べ、売り場で実際に触り、悩んで、決めました。ダブルガーゼとタイミングよく出会えて、買って、あとはさらしとかブロードとかシーチング、などなど。マスクゴムは早くになくなり、大量になら売ってるとかひとりひとつとか。そうなると平ゴムを探して、それもなくて。

結局、家にあった。

あとはテクノロート。鼻を抑える針金的な。使い捨てから使いまわしたのもあるけれど、何回か洗ったところで、夫はこれだとすぐ戻るというので、自分のを使い捨てに、夫のをテクノロートに付け替えたり。

一番最初に作ったのは、まだミシンがどこにあるかわからなくて、手縫いで。手芸屋さんでもらった型紙から作ったんだけれど、小さくて。どうも顔がでかくて丸い私にはつらいし、夫用に作ったのが私にすら小さいというレベル。

むりーやっぱりむりなんだーしってたー!!

しばらくして、姉宅からミシンがあらわれた。
そこで、じゃあ大きめの大人向けのプリーツマスクはどうだろうかということで、これまたもらった別の型紙で作り始める。プリーツを作るのに、アイロンが必要になり、リビングにアイロン台とアイロンとミシンがセットされ、机の上には布や作りかけのマスク、という状態に。
父に申し訳ないなと思い、一度自分たちの部屋に置き、そのあと、ミシンを持って少し離れた姉宅へマスクのつくり方を姪に教えに行った。
さらに後日、近い姉宅の姪っ子ズとまたリビングにアイロンとミシンと布と型紙と広げて、人数も増えて(姉と姪っ子ズ3人、合計5人)作業が始まった。
学校が休みでも、いつか始まるし、その時完全にコロナにかからなくなったとは言えない状況で、解除となるだろうと思ったから。

あと何より、とてもつまらなそうだった。
普段部活でガツガツ体動かしてるのが、週に1日部活が休みで学校から帰ってきて呆然としているのを見るだけでも、遊ぶということや好きなことをするのが苦手というか、やったことないんだなと思ってみていた。
ずーっとひとつのスポーツをやってきてるもんな。
自分もそうだったけど、休みの日とか空いてる時間は読書して図書館通って楽しんでたけどな。友達とも遊んだけど、ひとりのほうが断然楽しい。ひたすら読書。
でも、ひとりの時間を過ごせない、そんな子たちにとっては、つらいだろうなーと。

あぁだこうだとやって、小学生でもミシンとアイロン使ってプリーツマスクができた。出来上がって嬉しそうだったし、よかったなーと思った。巻き込んで申し訳ないけど楽しそうだしいっか、とも。意外とおしゃれとか色々興味出てきた年ごろでかつそういうのが好きなんだなと思ったり。
末っ子が、とてもうまく大人を使っているさまもまざまざと。あそこまであざとく生きたことないわ。
何より本当に楽しかった。私が。
夫の分もできて、姉たち、姪っ子甥っ子、お父さんの分も。そこが4月第1週だった。

マスクについて調べていたら、HKマスクをネットで見つけて、おぉ知らなかった、と大興奮して作り始めるんだけど、まぁ日本語じゃないから途中で分からなくなった。
失敗を繰り返して嫌になって、途中で少し放棄。ふと、ああでもないこうでもないとやって、できて、さらに、耳ゴムが痛いとか短いとか問題解決のために、縫い込むのをやめて。

今は、作ったことない種類のマスクがまだあるのと、既にプリーツマスクとしてつくったものをフィルター入れるタイプに作り替えたいと思っていて。そのフィルター入れるというのも、横からがいいなと思って作ったけれど、フィルターを入れるのが意外と面倒くさい。
こうなったらやはり上から入れるタイプを作ってみて、どちらがいいか決めないことには。。。となってくる。
あとは、やはり耳が痛くなりやすくて、使わないストッキング探しをしようかなと。Tシャツヤーンだと少しゆるっとしすぎて、心もとなさそう。大臣風マスクも少し気になるな。

夏に向けての薄手のマスクも必要かな。
それでもやはり一番のお気に入りは、HKマスク。フィルター入れやすいし固定できるし大きくすっぽり覆うタイプだし。一度つけると水分補給のために一度外すとか緩めるとかする必要があるし、連続使用4時間でフィルター交換となる。キッチンペーパーかティッシュがフィルターだからコスパはいいけど面倒なのかな?どうなんだろう。

今は、食料品買い出しが一番人と接触するので、その時HKマスクにしてます。あとは、プリーツマスクのフィルタータイプかフィルターなし。

今後いろいろどうなっていくのかは全くわからないけれど、今の生活を楽しむことは十分できていて、緊急事態宣言が出る前に暇つぶしで手に入れたものたちは、実際には手を付けていないものもまだある。
ナンプレをやったことがなくて、そもそもやり方がわからなくて、寝る前に、布団の上で夫がやりながら説明するのを聞いて、ほうほう、と一度楽しんだ。買う時点で、私は数字が嫌いだけど、今こそチャンスかもと思い、でも無駄になるのもねーと話したら、あなたがやらないなら僕がやるから、と、購入。
あとは、羊毛フェルト。指を刺しそうなあれです。思ったものと程遠い、よく言えばゆるキャラが出来上がるだろうという予想。私の血にまみれた……。



YouTube



布マスク作り終えて、布ナプキンに挑戦しました。はぎれや古着で作れるし、手縫いでもミシンでもできるので、コンマリさんの流れで家から不要になった古着で作ると、ごみも減るしいいのかな、と思います。今、古着を捨てるのも、自分が使ったもの触れたものを売るのも、ためらう時期ですから。ためらうべき、というか。そこは人それぞれだと思うので、ただ、個人的な意見として、私は、ためらうべきだと思っています。





twitter


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?