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昔の自分にかけたい言葉
今の時代はわりと何においても人それぞれ、って考えが根本にあって、そんなに困らないのでは、色々他人に言われて傷つくことなんか昔ほどないのでは、と勝手に思っていました。
あくまでも、昔ほどは、だし、傷ついた結果は個人個人違うしそれを比較するもんでもないだろって話だけど。
結婚するのしないの、したいのかしたくないのか、子どもどうするのとか、仕事どうするのとか、もういいじゃんみんな自由だよ。
犯罪犯さないで、家族で話がされて納得がいっていればもういいじゃん。自由だよ。
そもそも、こういう、結婚観とか、お付き合いに対する考え方とか、パートナーシップというか、そういう記事を書こうと思ったきっかけは、約20年前の自分に、大丈夫だよー不安になることなんかないよーって言ってあげたかったから。
約20年前の自分が、どんなことを知りたかったか。
結婚したくないと思ってたけど、夫と出会って結婚して、子どもどうするか考え続けないとなって思って、住むところは仕事で大体絞られるし(夜型すぎて職場のそばに住むようにしてた)、夫婦で仕事しつつ、子どもは無理だなって金銭的にも動く時間帯的にも思ってた。
まず無理。せめて私だけでも仕事変えないと無理だし、とはいえ夫と生活時間帯ずれてる状態で子育てとかできなかったと思う。
子育て関係なく、私だけだとしても無理。
ちょうど、夫が先に転職して私だけ夜型の間。辛かった。
頑張って仕事して帰ってきても、夫はすでに寝てて、朝は夫が出るすこし前に起きるくらいで。
(今は朝寝ぼけ眼で行ってらっしゃい程度だけど帰宅後の時間があるし休日が存在するから)
あまりに夫と過ごす時間が少なすぎて、何のためにこんなに仕事して生きてるんだろうって、夜ひとりでお酒飲みながらふわっと思った時があって、あーだめだ転職だって確信した。
1ヶ月しないうちにもうだめだった。最初から無理だって分かってたけど。
そもそも、こんなに結婚生活がうまくいくと思ってなかったし。私クズだからすぐ捨てられると思ってた。
かつて20代人生について不安だったこと
何が不安だったか疑問だったかざっくり思い出せる限りであげてみると。
①アラフォーになって人生に対してどう思ってるのか
答:さして考えてない。
うーーーん。思春期って、なんであんなに色々無駄に考えるんですかね。今はそう思う。思春期から結婚する前まで、よくもまぁあんなに色々考えて生きてたよな、考えすぎで脳みそよく噴火しなかったよなと思う。
人生の中の選択肢って、若いときは無限にあるように見えて、早めに努力して始めないことには可能性がどんどん狭まってしまう気がして、あれはどうするこれはどうする、でも全部はできない、それを実現するための努力もお金も有限とは言えない、じゃあどれを選ぶのか。
本当に自分がやりたいことって何なのか。
職業でなりたいものは何なのか。
これをしないと後悔するものは何か。
その中での優先順位はどうなっているのか。
でも、すっごい途方もない努力をして手に入れたいものってあったのかと言われると、なかったんじゃないかな。だって面倒くさいもん。
中学、高校生の頃にずっと思ってたのは、職業とかマンションなのか持ち家なのかとかとにかくすっ飛ばして、人生で必要だって思ってたのがみっつ。
精神的安定、暮らしていけるだけの金銭的安定、人生の中で支え合えるパートナー。
パートナーは結婚しててもしてなくてもいいし、恋人でも友達でもいいと思ってた。お互いにある程度気をつかわないで一緒に居られて、つらい時でもいられる相手。
なんなら動物でも。マカさんが生きている間、結婚する前は、パートナーは友達、マカさん、その時期付き合っている相手、だったと思う。
結婚してからはマカさんと夫。人によっては友達と会う回数は減ったけど、ないと困る存在だと思う。確実に。
マカさんがなくなっても、生きてそばにいるわけではないけど、ある意味ずっとそばにいてくれる気もして、パートナーから外す必要もないのかも、と思った。
②人生楽しいかなとか
答:すっげぇ楽しい。常に過去最高記録更新の感覚。
姪っ子と甥っ子に、人生楽しそう的なことを何度か言われた気がする。見てて分かるよ、人生楽しいと思うって。え、楽しくないの?って聞き返してしまった。私は楽しいよ、って。
この間姉にも言われたから、そうなのかーって思った。見れば分かるよ楽しそうだよって。うん、楽しい。
嫌なことがあっても、解決する方法を探って、逃げる方法を探って、ストレス解消方法を探って。
ストレス解消方法をきちんと持っていればいいと思う。
食べること、ドライブ、運動、ピアノ。
ひとりですぐできることと、ひとりでできないことと、両方ないとそれもバランス取れなくなるって私は思う。
猫をそこに入れてしまうと、ストレス解消として思ってなくて、家族なので、なんか違う気がするけど、つらいときにひたすら5匹分無心で爪切りしてブラッシングするとすっきりしたりするので、ストレス解消にはなってる。
無心で撫でてると癒されるし。
ふわっとバカなことしてるの見て笑ってしまうし。
③夫との関係はどうか
答:まだ夫に捨てられてない(笑)。全てが夫のおかげ。マジで長生きしてほしい。
普通いやだと思うんだよね。何度言っても水着出しておいてって言ってるのに出さないとか。直近で言われてる数少ないお願い事がそれ。3回目くらいで、あ、言われたの1度目じゃないかもって思った。
あ、ジム用のシャンプーとボディソープ詰め替えも。あれは、お願いしてもいい?ここ置けばいいかな?という感じで。
私が仕事して帰ってきてゲームしたりなんかしてて、その間に夫が帰宅して晩御飯できてなくても(帰る前に自動で連絡してくれるシステム)、冷蔵庫見て冷凍庫見て、お肉解凍して焼き始めてたりする。
私が台所に行って、おかえりーって言うと、夫はおはようって必ず言う。起きてたのに。普通にその日の出来事の話しながらお肉焼いてる隣でお茶入れて飲み始めても、ほうほう、って話聞きながらお肉焼いてる。
洗濯機回して干すのはいいけど、次を干すためにばばーっと外して、床の上に山ができる。それを畳むのは夕方とか夜に夫と一緒にYoutube観ながら。今も後ろに山がある。
一緒に畳もう!って言うと、あなたがひとりで畳んでもいいんだよーって言われるけど、一緒にやる。
夫からしたら嫌なことなんていっぱいあると思う。
④子ども産んだか産んでないか、どっちを望んでどう行動したか
答:産んでない。妊活もせず。
絶対いやだーってところから、そうでもない、じゃあ産むとそう簡単にスタートしていいものなのか、そう簡単にスタートして終わりのない子育てができるのか、いい距離感を保てるのか、放置しすぎず干渉しすぎずなんて距離感保てるのか。
今の状態で満足していることが強すぎて、あまりに大きい影響を与えそうなものは…と考えてやめた。
30代で何度も色々考えたけど、思春期から子ども欲しいー絶対産むんだーって思ったことが一度たりともなかった人生なので。
特に家族関係も両親がいて姉がいて祖母もいて、苦労はゼロなんだけど。
自然と子どもが欲しいという思考が生まれなかった。
猫が欲しい、猫飼いたい、絶対猫と暮らす、それは言い切れるんだけど。
子ども欲しいと思えないことで、自分が変わってると思ったり悩んだりすることは特になく。小さい頃も思春期も今も。
結婚するとしたら相手は考えないといけないとは思ってた。巻き込んでしまうから。
自分が自分の人生で楽しく生きてればいいと思うから。
⑤ここからの将来(老後)に対する不安は
答:意外とない。若い時は無駄に不安だったけど、今はなるようになるだろとしか思ってない。
簡単に言うと、今が楽しいから、たとえばこれからもっと老眼が進んで、眼鏡つくりかえるとか、コンタクト買うとき新しい種類のにするとか(近眼、乱視、老眼になる)、身体の節々が痛くなるとか、疲れやすくなるとか、いろいろ変わってくるとは思う。
変わっていく中で、できなくなることもあれば、できるようになることもあると思う。
少なくとも、いま、眼鏡を踏んで壊す回数が減った!
ドライブできなくなったら、ストレス解消が一つ減るから、その時は別のストレス解消方法を手に入れておかないとね、とは思う。
動けなくなって運動続けられるのもいつまでか。
最後に
将来に対する不安、思い出せる限りだけど、そういうことを知りたかった。
今考えてみれば、思春期より結婚した当時の20代前半の方が柔らかくなったし思い悩むことも減ったし、その頃から比べたら今の方がもう断然思い悩むことも減った。
最終的に、まーいっか、何食べようかな、何楽しいことしようかなって思うから。
大半のことをヘヘッ、とやり過ごしてきてるので、まぁとにかく楽しいね(笑)。
夫も私も仕事も変わって、住むところも変わって、夫とは変わらず穏やかに、何なら喧嘩がゼロに近くなり、お互いの考え方どうこうで喧嘩はなくなったと思う。
あ、少なくとも私の記憶にはない。
いつからないんだろう、最初5年、10年くらいはいっぱい喧嘩してきたはずなのに、いつの間にかない。
私は何も変わってないし変えてないので、夫の忍耐と努力の結果でしかないと思う。
こんなにぼんやりふんわり生きてきて、あんなに不安が大きかったのに、突然さも当たり前のようにぽんと安定して穏やかに生きてること自体が不思議。
何なんだろう、って感想くらいしかない。
だから全く、どうすればいいよとか、こうしたらうまくいったよとか、まーったくなくて、なんっの役にも立たないんだけど。
ただ、夫と話はいっぱいしてきた。話し合いからどーでもいい話から。
その結果、こういうとき何をいうとかざっくりとした考え方は分かってきて。日常生活で話してると、夫が私の口癖を真似してチャチャ入れてくる。大抵合ってて私が言うコンマ何秒前とかに言われるのでまた⁉️ってなる。
こういうときどう思うかなって思った時はすぐ聞くし、そこでまた話が始まる。
何かを決める話し合いとか解決したいことがある時の話し合いは、最終的に、話し合ってる内容と夫を天秤にかけたときに、夫じゃない方がどーでも良くなってしまうので、何でもいいやってなる。
例外として、掃除の頻度はこれくらいしたいとか、猫の給水機洗う頻度とか、猫トイレ掃除の頻度とか、これくらいしたいっていう自分のこだわりはわりと強いので、それは夫が理解してくれてる。
なんかよくわかんないけど。
楽しいこと探して、何がしたいか常に自分に問い続けて、定期的に新しいことを取り入れて、夫とはひたっすら話をして。そんな約20年間だったような。
終わり方がわかんなくて迷子だけど今日はおしまい。
これまで夫婦とか結婚とかについて書いてきた記事はこちら。
追記。
両親の友人で子どもがいない夫婦(おじさんおばさんと呼んでた、2組いて名前+おじさん、って呼んでた)で、よく遊びに来てお菓子をくれたり面白い話をしてくれたり、とにかく遊んでくれて、ありがたかった記憶がある。
小学校上がる前から、中学、それより成長してからも。
ずっと私の目には、おじさんおばさん達にお子さんがいなくてっていうのがマイナスなんてもんではなくて。
なんていうか、キラキラして見えたんだよね。
私が知らない世界をたくさん見せてくれたり話を聞かせてくれたり、とにかく新鮮なことばかりだった。
子ども目線からでも、おじさんとおばさんが、お互いがお互いのことを大切にしたいというただそれだけで繋がっているということがとても素敵に見えた。
こうして振り返って考えてみると、理想の夫婦像だったんだろうな。
もちろん、今考えたら、シングルで楽しそうな人も夫婦で子どもいて楽しそうな人もいた。いろんな大人に囲まれてたから、だからどうと思ったことがなかった。
ふとYouTube見てて、じぶんがどうするかどうしたいかというかで、子どもなのかそうじゃないのかの選択肢を考えたっていうあーちゃんの話を聞いて、そうかぁ…応援してる…あーちゃん…‼️って思いました。
いっぱいいっぱい色んなこと考えると思うけど、きっと将来も笑ってるよ!