#7 奇跡の起こし方-笑いヨガの“40日の法則”とは
今回より、やっとDr.カタリアの話になります。
日本笑いヨガ協会は、2009年よりまぐまぐで『心と身体に効く笑いヨガの力』を掲載していました。今回の記事は、それを再編集してお届けします。
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奇跡の起こし方-笑いヨガの“40日の法則”とは
笑いヨガは、とてもシンプル。
笑いの体操でみんな一緒に笑い、終わりの合図はホッホハハハの掛け声と手拍子。
それを繰り返すだけ。
だからわざわざ覚えるほどのものでもないくらいだけど、笑いヨガリーダー養成講座/ティーチャー養成講座では、ファシリテーションを学ぶ。
しかし簡単だけど、やらなければすぐに忘れてしまう。
「まず40日間続けよう。繰り返しは学びの母。40日間繰り返すと何でも習慣になる」
Dr.カタリアは、DVD『一人でできる笑いヨガ』(現在は完売につき販売終了)で語っている。
笑いを含めて何事でも繰り返せば、身につき学ぶことができる。
「笑うことは人間が生まれて泣くことの次にできる感情表現だ」
とも語っており、誰でもできるはずである。
ところが左脳を重点的に使うようになると、悲しいことやストレスにとらわれて笑うことが難しくなってしまう。
また笑う環境でなければ笑わない。
笑いたいことがなければ、つまり条件なしには笑えないのだ。
神経言語プログラミング(NLP)協会の調査によれば、特定の身体の動きを何度も繰り返していると、頭で考えなくてもその行動をすることが可能になるそうだ。
これを条件付け(conditioning)というが、笑いながら身体を動かすことを繰り返していると、笑いが条件付けられプログラムされる。
このDVDではDr.カタリアがシャワーを浴びるシーンが何度か登場する。
「例えば私が〝バスルームで笑う”という行動を40日間繰り返すとバスルームに入ってシャワーの栓を開いた途端、無意識にこのように笑い出すようになったのです。」
彼はシャワーの中で笑う。
いつでもどこでもいいけど、
-これをやるときには笑う-
と決めていれば、パブロフの犬のように無理なく笑えるようになるらしい。
通勤の車の中で笑っている人もいれば、お米をとぐ時に笑うと言った方もいる。
ちょっと時間は短いかもしれないが、こういう小さな習慣を重ねていくのもいい。
シンプルだけどパワフルなノウハウだ。
まぐまぐ 心と身体に効く 笑いヨガの力 Vol.3 2009.7.11 『40日の法則』より