#268 ザ・パターン・シーカー
『ザ・パターン・シーカー』
2022年に日本語訳が出版された本の題名です。
副題は-自閉症がいかに人類の発明を促したか。
第1章はエジソンの話。
彼が相当な変人であったことは有名です。
ビル・ゲイツもそうですが、偉大な発明をする人はパターンを見つけだす際立った才があり、多くの音楽や語学の天才たちも同じ脳の特性だそうです。
そして彼らの多くは自閉症で「共感力」が弱く、変人扱いされるのだというのです。
『天才の正体-脳の真実』みたいなタイトルだったら、もっと売れるかも?と思いました。(あくまで高田の考えですw)
偶然、路上で翻訳者と会って立ち話をしたのですが、自閉症の人が自らを「パターン・シーカー」と名乗れるようになる社会を目指しているのだということを理解し、深い感銘を受けました。
共感力も大切ですが、「パターン・シーカー」がイノベーションを起こし、社会を進めるのです。
どんな能力・個性も尊重されるべきだと思います。
まだまだ紹介したい内容が満載で、どこかでまた紹介したいです。
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2023.1.17 配信 Vol.696 “ザ・パターン・シーカー”
日本笑いヨガ協会公式LINEを加筆再編集しました
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本日紹介の書籍はこちら
■ ザ・パターン・シーカー:自閉症がいかに人類の発明を促したか
サイモン・バロン=コーエン/著、篠田里佐/翻訳