#57 笑いヨガが求められるワケ
現代人は笑いが減っている。
また、子どもは1日300回から400回笑うけど、大人になると15回程度しか笑わなくなるのだそうだ。
あふれかえる情報の洪水の中で、次々と欲望が沸き起こる。
テレビやインターネットでも笑えるネタより、心が痛む出来事の方が多いのも確かである。
世の中笑いたくなることより、笑えない事実の方が多い中、笑いたくても笑えない人が増えているのは感じる。
政治の状況、経済環境、複雑化する人間関係、絶え間なく入ってくるさまざまな情報。
私たちはストレスの海の中で泳いで生活しているようなものだ。
笑わないというより、笑う環境にない状態がずっと続いているのだと思う。
そして、子どもも笑わなくなった。
大人の期待を敏感に察知する子どもたち。大人びた振る舞いをすることが多くなったり、子どものストレスやいじめ等、子どもの笑いも減っている。
笑いが減っているとしても、人は笑いを求めている。
こんな時代だからこそ、笑いを求めている人が笑える方法。
それが笑いヨガである。無理に笑う必要がないからだ。
だから、今笑いヨガがとても社会の中で役に立つ時が来ている。
たくさんの人に笑いヨガを知ってもらいたい。
笑いヨガで笑ってもらいたいと心から思う。
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まぐまぐ「心と身体に効く笑いヨガの力」
Vol.152 “笑いを忘れた人々”(2012.6.5)
【2023年春の終わりに思うこと】
この記事は2012年、今は2023年です。コロナ禍を経て、笑いが増えたとはいえませんね。交流が増え、マスクをはずしてもいいからこそ、表情筋を意図的に動かすエクササイズ、笑トレが必要ですね。
★ ★ ★おもしろさや気分で笑うのではなく、体操としてやる笑トレ
朝の笑いで一日元気!
◆高田佳子のFacebookページでは、朝の笑トレを配信しています(毎朝6:50~7:00)