#65 必要なのは説得力ではなく「〇〇〇」
今号からのnoteでは、メルマガ「こころと身体に効く笑いヨガ」で、『笑いヨガのスピリット―笑いの達人が教える5つの極意』(2013年発刊/販売終了)を紹介した中から高田佳子が抜粋し考察を加えた投稿を、再編集してご紹介していきたいと思います。
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Dr.カタリアも、笑いクラブを立ち上げた頃から全て順調というわけではなかった。
1995年3月13日、最初の笑いクラブを立ち上げた日はたった4人しか参加しなかったという。
最初は、バカにされたり批判されたりしたこともあったという。
そこで、健康効能をしっかりと説明するようにしたのだが、笑うことの効果をちゃんと納得させて仲間を増やしていったのだ。
2009年にDr.カタリアが大阪府健康科学センターで講演をやった時のことである。
100人を超える人が集まった会場で、笑いヨガセッションをやった。
あまりにも人が多く、天井の高いロビーでまとまらないだけではなく、ちょっと声も聞きとりづらくてやりにくい会場だったし、まだ笑いヨガはほとんど認知されていなかった。
ライオン笑いが始まった時、大阪のおばちゃんたちがこういった。
「わー。こんな恥ずかしいことでけへんわ。」
「ほんまやなあ。私らお上品やし。ハッハッハ。」
たまたま聞いていたスタッフがボソッと言った。
「これ、甲状腺を刺激して美容にもいいらしいですよ。」
「え!ほんまぁ。やろやろ。」
と言ってやりだした。
笑いヨガは、理屈ではない。
頭で判断してやるものではないのだが、やっぱり相手が乗ってもいいなと思える説得力は必要なのだ。
しかし、本当に大切なのは、説得力ではない。
説得されて嬉しい人はいない。
ちゃんと納得すること。
その納得感をいかに自然に提供できるのか。
笑いヨガを伝えるのは奥が深いのだ。
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まぐまぐ「心と身体に効く笑いヨガの力」
Vol.181 “説得力” (2013.1.15)
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