#8 ”幸せ”とは、Hapiness?それともJoy?
幸せな人たちは、いつも笑っている。
しかめっ面の人は、口角を落とし、顔も下向きだろう。
「幸せ」は、英語で "Happy"。名詞だとハピネス “Hapiness” になる。
"Joy"=喜び、これも幸せな状態を表す言葉だ。
Dr.カタリアは、“Happy” と “Joy” は違うと語る。
“Happy” は、条件付の幸福
「○○できればいいなあ」「○○が手に入ればいいなあ」「○○したい」…
たとえば、「最愛の○さんと結婚したい」「1億円欲しい」と考えたとする。
でも、念願の結婚ができたとしても、今度は「○○してくれない」「○な部分は嫌だ」と不満を持つ。
「1億円手に入った」としても、その瞬間から、今度は「3億円」「10億円」と欲しくなる。
人間とはそういうものなのだ。
だからゴールを設定して達成する “Happy” ではなく、その瞬間瞬間の喜びの心である “Joy” の幸福感が大切なのだ。
“Joy”は自分の心の状態であり、無条件の幸福感
と、Dr.カタリアは笑いヨガリーダーマニュアルに書いている。
自分自身が喜びを感じる能力があればいつだって幸せになれる。
私たちはこれに気がついたとしても、“Joy” を感じることができるだろうか。
「なるほど」とは思うが、いろいろな条件付けにとらわれなくなるためには、やはり訓練(鍛錬)が必要な気がする。
「笑い」という身体動作を鍛えるには、毎日たくさん笑うこと。
毎日たくさん笑うために、あなたは何をしていますか?
まぐまぐ『心と身体に効く 笑いヨガ』 2009.7.3 Vol.2 HappinessとJoyful”=幸せの危うさより