#60 自分の顔が昔よりずっと好き
「心と身体に効く笑いヨガの力」
Vol.170 “遺影にしたい写真”(2012.10.23)の記事から再編集してお届けします。
★ ★ ★
笑いクラブに参加されているＳさんが『笑いヨガ─笑うのに理由がいらない』の中に写っている自分の写真が気に入っており、この写真を自分の遺影に使いたいとおっしゃった。
「普通写真を撮るときは、作り笑顔をするでしょ。
でも、この写真は本当に心から笑っている。
だから、この写真が気に入っているし、こんな写真はめったに撮れない。」
というのだ。
笑いヨガは、作り笑いから始まる。
「笑いヨガとは何か」の２番目のポイントに、
「最初は作り笑いだが、やがて本物の笑いになる」
という一文がある。
私は、実はこの部分の翻訳には本当に苦心して、何度も何度も変えた。
そして
「最初は体操として笑います。でも、皆で笑うと笑いの伝染力が働き、無理なく笑えるようになります。」
と言うように変えた。
Ｓさんがいうには、笑いヨガで皆と笑っていると、本当に本心からおかしくなって自然に笑ってしまうのだという。
本の中の「地下鉄笑い」の写真の彼女は本気で笑っている。
そんな顔で普通は笑えないという。
遺影に使いたいほどお気に入りの笑顔が笑いヨガならできる。
毎日毎日笑っていたら、遺影の写真を見るまでもなく、その人の印象はそんな笑顔になるはずだ。
月２回だけど、ずっと笑いクラブに参加している彼女の笑顔は確実に変わってきている。
まずは、できるだけ笑いヨガをしてもらいたい。
クラブに来ない日も、一人の時も。
そして、いつでも笑いヨガの時の笑顔が瞬時にできるようになって欲しい。
もちろん私もまだできるわけではないが、写真の自分の顔が昔よりずっと好きになっている。
遺影が必要になるまで、Ｓさんも私もまだまだ長い。
彼女と一緒に笑いの修行を続けていきたいと思った。
★ ★ ★
◆笑いTシャツは、元気カラーで笑いスイッチが入る＆あなたの笑顔がより引き立ちます！