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7種体癖のケンカ腰とどう付き合うか

7種体癖は泌尿器系のねじれ体癖で、『勝ち負け』が快の感覚と強く結びつくため、大なり小なり「戦い」を常に求める傾向がある。

これまで7種の人と接する際に感じてきたのは、対決の覚悟を迫られるようなものだったように思う。例えば、7種体癖の偉い先生に意見を述べたら「なんでそう思うの?」、「それはこうじゃないの?」等となぜかケンカ腰になってしまったことがある。一見「自分に敵意が向けられているのではないか?」、「自分のことが嫌いなのかな?」と思ってしまうくらい、力のこもった言葉を浴びせられる。声が低いことも特徴で、それも影響しているかもしれない。かと言って別の場面ではとても気さくに話してくれたりと、大らかな、懐深く感じるところもあるから、誤解を招きやすいと言えるかもしれない。

これは特殊な事例ではなく、他の7種の人からもなんとなく他を寄せ付けない感じを受ける。一方でドラゴンボールやワンピースのように、”戦いの末の友情”という形で交友関係が深まるという面もある。そして、戦いに負けてしまった後の挫折感は強く、そこから這い上がるエネルギーは尋常ではない。

そういうわけで、7種の人と正面から接する際にはどうしても”あえて戦いに乗る”機会が出てくるので、こちらにもある程度のエネルギーが必要だ。7種は、自分に立ち向かってくる人を邪険には扱わないし、いつでも正々堂々と構えて待っている(もちろん関係性にもよるが)。とはいえこちらも常に戦える状態でいるわけにはいかないので、自然と断続的な付き合いになりがちだ(それは自分が6種傾向だからか?)。

問題は、家族や職場のような逃げられない環境にいる場合だ。上司が7種であった場合に相性が悪いと、意見がすんなり通らない、妙なところでつっかかってくる、へそを曲げてしばらくコミュニケーションがうまくいかないといった、非常に面倒な関係に至ってしまうこともある。ここで「どっちが正しいか」の勝ち負けに持ち込むのではなく、相手の意見を認めたり、取り入れつついかに互いの主張を盛り込んでいくかというやりとりをする方が円滑に進むかもしれない。「あなたは間違っている」と伝えたが最後、延々と「どちらが正しいか」という争いが続いてしまうからだ。

ケンカ腰の7種との関係は、他の体癖からするとなかなか取っつきにくいように思う。周囲が少し距離を置いてしまうとしたら、孤独を感じることがやや多いかもしれない。

7種のことを書いているとつい文章が長くなってしまうのはなぜだろう。

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