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市場は思わぬところにある?

今、自分の力で起業、副業何でもいい、お金を稼いでみたいと言う志のある人に向けて、第一歩を踏み出すための武器を身につける、「市場は必ずある」と伝えたいと思います。


 これから商品、サービスを打ち出していこうとすると、ニッチ市場で勝負するか、たとえそこは競合市場であっても勝負するか、方針なり、戦略を考えたりするのではないでしょうか。


そして、方針が固まり、競合市場では厳しいからと、いざニッチ市場で勝負しようと言うことで、ブルーオーシャンを狙って開発を一生懸命やったつもりが、既に先行業者がいたなんてこともあると思います。


それでも、この二つの市場からこぼれた、見込み客もいない、競合もいない市場、がっかり市場と言いますか、そもそも市場ではない市場と言いますか、しかし、これを逆転の発想で、「思わぬ市場」と捉えて欲しいのです。

どう誰が見ても、不要なものが実は市場としての価値があるのだと言う意識を持って欲しいのです。見る人によっては、十分市場へと変わるのです。


つまり、自分で決め、作ったモノやサービスが、人によっては自分が想像し得なかった、思わぬ可能性を引き出してくれるのだと言うことを言いたいのです。

この意識がなかったら、きっと諦め、検証しないまま終わってしまう、どのタイミングでやってくるかはわかりませんが、必ずやって来る市場を自ら放棄してしまうと思うのです。


たとえば、あの有名な昔からあるお菓子「キットカット」がやけに九州地方で売れているなぁと検証すると、「きっと勝つと」の願掛けの意味で若者層に売れていたとか、また、今や当たり前かもしれませんが、私が子供の頃には無かったバスの広告ラッピングカーも十分効果のあるサービスと言えるのではないでしょうか。

さらに、誰もが無用の産物と言い、誰がつけるの?とまで言われ、「アベノマスク」と揶揄された布マスクが若者にとってはデコレーションマスクとして再生される…。


自分の得意をひたすら追いかけ、ニッチ市場で、或いは競合市場で勝負しつつ仮に敗れたとしても、自分の想像し得ない「思わぬ市場」があると言うことを忘れないで欲しいと思います。


そのためにも、今、自分のできるものを棚卸して、出来るモノ、サービスを書き出してみませんか。それが「思わぬ市場」の大ヒット商品になったらそれは素晴らしいことじゃありませんか。

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