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高利益商品を売るときに気をつけること

今、自分の力で起業、副業何でもいい、お金を稼いでみたいと言う志のある人に向けて、第一歩を踏み出すための武器を身につける、「高収益商品で心がけたいこと」について考えたいと思います。


集客のためにフロントエンド商品を提供するのは、高収益商品であるバックエンド商品を売るための導線である…と言うのはいろんな場面で見られますね。

例えば、私は、英会話の無料体験レッスンを受けてその場で、さらにキャンペーン期間中の文言につられて30万円の3ヶ月コースを申し込んでしまったと言う経験があります。

その他にバックエンド商品への導線としては、ランチとディナーが真っ先に思いつきました。

高収益商品の案内、提供に関しては、私は特に異論反論はありませんが、フロントエンド商品からバックエンド商品への導線、ストーリーにあまり良い気がしていないと言うのはありますが。


ですが、今回、高収益商品を提供する側に立った場合、消費者の立場に立ったモノ、サービス作りを意識することに加え、特に2点ほど考えて頂きたいと思い、書いてみました。


需要と供給があれば構わないとは言いますが、買ってしまってからの後悔をお客様には絶対にさせたくないというのは多くの人が考えていることだと信じたいです。

そして、そのためには、高収益商品を案内する一方で、お客様に今すぐ購入させようとせず、冷静な時間を持ってもらうことを先ずお願いしたいです。これが一つ目です。

時間が経つにつれて、お客さんに冷静になってもらって、「やっぱり要らない」と言ってもらった方が、実は商品そのものの検証に役に立つのではないかと思うのです。

むしろ高収益商品はテスト販売ぐらいに捉える気持ちでいかがでしょうか。そして、どこがいけなかった検証する。

お客様を逃したと思わずに研鑽を続け、良いモノであれば、そのまま自信を持ってラインナップに載せ続けて欲しいのです。

消費者にもひょっとしていいモノ・良いサービスであることに気づいていただける筈です。

決して提供する側は期間限定と煽ることはせずに。

それだと高収益商品を売ることができたとしても、短期的にはモノ、サービスを検証する機会が失われると思います。

売れなかったときほど、潜伏期間が長いほど、実は絶好の機会であり、検証することの大切さ、これをしなかったらそのまま期間限定という言葉で誘導し続けているのではないかと思うのです。

これでは進歩はありません。バックエンド、フロントエンドという言葉が既に定義され、多くの人に知れ渡っているのに。


お客様に時間をおいて冷静になって考えてもらう、半年経っても売れなかった、何がいけなかったのかを検証する。

お客様の冷静さは実は良薬と思って、一喜一憂しない骨太のビジネスをしてみましょう。


 そして二つ目は、高収益商品ほど、お客様には希少性と、絶対に損をさせまいと言う心がけを持って欲しいと言うことです。

例えば、ずっと以前の話ではありますが、高額の個別コンサルを受け、普段はメールのやり取り(今はSNSチャット機能やZoomでやり取りですね)でしたが、久しぶりに一対一でコンサルを受けられると思って会場に行くや、自分と同じような生徒がたくさんいた(今はZoomミーティングが主流ですね)。

これってどんな気持ちになるでしょうか。対面だからこそじっくり私の話を聞いてもらいたかった、また、コンサルからは資料以外の貴重な言葉を逃すまいと臨んだのに打ち砕かれた、非常に損をしたと言う気持ちにさせられたのを思い出しますね。

当時、6ヶ月コースで云十万、今では、年収の10%を学習などの自己投資に当てるべきと、よく聞かれるようになりましたが、当時はその考えがなく、6ヶ月コースなので残りの半年は、当然サービスがないと言うことを考えれば、私の当時の年収の20%を占めてしまったのだなぁと今でも残念な思い出としてあります。

勉強会に参加した私の隣の席の方は、ご年配の長年一人でやられてきた個人事業主の方でしたが、「おかげさまで今月はほんの少しですが20万の売り上げが立ちました」と言っていましたが、このような方までこのコンサルはお客さんにするのかと愕然とした覚えがあります。

その方は翌月からはやはり参加しなくはなってはいましたが…。

コンサルであれば、普段からお客様の懐事情も瞬時に分析できるでしょうから、時には高収益商品の提供も逆に断るのも親切かと思いますが(なかなかそこまで仙人にはなれないものでしょうか)。


改めて、モノ、サービスのラインナップで、高利益商品になればなるほど、お客様へは希少性を大切にし、他の方には見えないよう気遣い、あまり良い言葉ではありませんが、あなただけ感を演出するのも大切だと思います。

高利益商品を販売する時は、以上、二つをぜひ心がけてもらいたいものです。


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