毎日バインミー記録:マダムウィン徹底解説
こんにちは、びすです。今回は、マダンウィンについての記事です。
前回食べ比べたお店の一つ。今日は完全版です。
こちら、ガイドブックに高確率で現れる超有名バインミー店です。
Huynh Hoa(ヒュンホア)と並び、ホーチミンのバインミー界を担っていると言っても過言ではないでしょう。
今回は、そんなレジェンドについて語る回です。
強者の余裕
マダンウィンには、Dặc biet(全部入り) とTHỊT
NƯỚNG(焼き豚)の2種類のバインミーしかありません。潔い。数で勝負しない姿に強者の余裕を感じます。
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バインミー以外のメニューもあり、ハムやパテをはじめとしたバインミーの具材や、肉まんやおにぎりの販売もしています。
話は逸れますが、バインミーが美味しいお店はXôi(ソイ、ベトナムのおこわ)も美味しいという持論があります。
バインミーの誘惑に勝てず、未挑戦ですがいつか食べてみたいです。
人気の理由
①圧倒的ボリューム
マダンウィンが人気の理由の一つに圧倒的ボリュームがあります。
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75k-65k(約450〜380円)と一般的な屋台バインミーと比べて、値段は倍以上します。
しかし、その分パンのサイズが2回りくらい大きい。
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そして、具材の量も躊躇がありません。
画像は焼き豚バインミーなのですが、肉だけなのに、パンから溢れそうでした。
これ一つで1日分のタンパク質を摂取できそうな勢いです。
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お肉が多すぎるが故、野菜が別添えで渡されセルフで入れるスタイルです。全て入れると確実に食べてる途中で溢れます。
尚、野菜を詰めるのとあふれても良いように、ビニール手袋をくれるので安心してかぶりついてください。
②クオリティの高さ
バインミー自体のクオリティの高さも人気の理由です。
まず、鍵となるのがパテ。
Google MAPの口コミでもよく書かれているように、とにかくパテが美味しい。
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濃厚でコクがあるのに、臭みが一切ないレバパテが、こってりと甘味のあるバターソースと合わさり絶妙なパンチを生み出しています。
焼き豚やハム特有の脂の甘みを引き立ててくれます。
また、野菜は大きめに切ってあるので、巨大バインミーの中で埋もれず食感にアクセントを加えてくれ、コリコリパリパリ楽しいです。
味、食感、全てにおいて完璧に計算され尽くされたバランスが人気の秘訣だと思います。
ここからは、マダンウィンにある2種のバインミーについて実際に食べてみた感想を書いていこうと思います。
商品紹介
①Đặc biệt (House Special):スペシャルバインミー
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スペシャルバインミー 約480円
※前回の記事に書いたものを修正したものを載せています。
パン:大きい
具の量:多い
焼き:あり
具材:なます、パクチー、きゅうり、唐辛子(野菜別盛り)
マヨ、レバパテ、バターソース、チャーシュー、ハム3種、肉でんぷ、フライドオニオン
さすが、スペシャル高級バインミー。
具材の量が圧倒的。
3種類の豚肉が詰め込めるだけ入ってます。
大量の肉にたっぷりこってりのバターソースが、よく合います。肉の脂と合わさって、甘い。脳がとろける。本能が喜ぶ甘さとはこのことでしょう。
食べ切れるか心配でしたが、意外とさっぱりしていてペロリと完食しました。
もし、テイクアウトで食べるなら、チリソースを入れたらおいしかったので、試してみてください。
こちらは初めてバインミーを食べる方や、さっぱりした方がいい、食感が楽しい方がいい人におすすめです。
②THỊT NƯỚNG:焼き豚バインミー
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焼き豚バインミー (約380円)
パンのサイズ:大きめ
具の量:多め
焼き:あり(焼きたてのパン)
具材:なますパクチー きゅうり マヨ レバパテ バターソース 唐辛子
味:濃い
肉、肉、肉。
「今日お肉お腹いっぱい食べたいなぁ」という日にオススメ。食べても食べても出てくるお肉が、その欲を100%満たしてくれます。
お肉は、日本のローストポークや、チャーシューに似てます。オードブルとかに入ってるやつです。
これが、バターソースに恐ろしく合うんです。
バインミーって基本的にさっぱりしたものだけど、こちらはアメリカのハンバーガー並みのジャンキーさかつ重さです。
お肉をたくさん食べたい、こってり重めな方が好きな人にはこちらをおすすめします。
ちなみに私はTHỊT NƯỚNG(焼き豚)派でした。
終わりに
個人的に、マダンウィンはホーチミンで絶対食べて欲しいバインミーです。
ベトナムの物価で考えるとかなり高級なのですが、日本円にしたら500円程。試す価値はあるのでぜひ挑戦してみてください。
また、個人的な印象ですが、ヒュンホアよりマダンウィンの方が地元の人の使用率が高いような気がします。
店舗に行かなくても、ホテルにGrabで配達してもらうことも可能です。
ローカルで人気の高級バインミーを食べたい!という人はぜひ足を運んでみてください。
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(仲良しのベトナム人の方がマダムウィンではなくマダンウィンと発音していたので、この記事では敬意を込めてマダンウィンとしていています。)
前回の記事はこちら。
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