毎日バインミー生活:経緯と目標
こんにちは。びすです。
私は今ベトナム•ホーチミンを中心にバックパッカーをしています。
今回の旅の目的は、アジアの生活と食文化を身をもって体感すること、そしてもうひとつがバインミーを勉強することです。
バインミー??となる方の方が多いと思います。ベトナム料理の中で、日本ではフォーほど知名度はないと思っています。
バインミー(Bành mí)は簡単に言うと、バケットサンドです。米粉でできたフランスパンに、バターソースとレバパテを塗り、なますや胡瓜、香草に加え肉や魚を挟むのがオーソドックスなスタイルです。
実は、私はバインミー屋で働いていました。
近所に出来たお店で初めてバインミーを食べた時、世の中にこんなに美味しい食べ物があるのか、と驚愕し、そのまま募集されていないのにも関わらず賄いでバインミーを食べたすぎてバイトを志願しました。
その後、お店が閉店してバインミーを作れなくなったので、間借りカフェを始めました。
自作する中で、もっと見識を広げたいと思うようになりました。しかし、日本でまだ食べられるお店が少なく、食べられるバリエーションも限られていました。そこで、今回の留学に至りました。
バインミーはおおらかな食べ物です。
地域によって味付けやボリュームが全然違う。具材も揚げ春巻きやシュウマイのような変わり種まね多種多様。オーソドックスが故に奥が深い料理です。
そして、バインミーは優しい食べ物です。
たっぷりの野菜とお肉で栄養を摂れるのに、ひとつ120円〜とお金がない学生でもお腹いっぱいになれるまさに、日常に即した料理です。
そんなバインミーを日本でも食べられるように、そしてベトナムのように人々の生活を支える糧になるようなバインミーを作れるようになりたい。
前置きが長くなりました。
この旅の目標は
①地区の差
②価格帯での差
③具の種類
を比較•挑戦することです。
さっきも言いましたが、バインミーはおおらかで優しいので、そこに暮らす人々によって味が変わります。ハノイとホーチミンは比較されがちですが、同じホーチミン内でも、中華系だったり日系だったり様々な人々が住んでいるので、味も具材も変わるのではないかと思っています。
そして、値段も千差万別。
基本露天で売られているものは120円〜で食べられるのですが、ネットに出てくるような有名店だと500円近くすることもあります。
そして具材。メインの食材はもちろん、なますの大きさや香草の種類も地味に変わるのでその辺りも記録したい。
長くなりましたが、と言うことで、びすの毎日バインミー生活を綴ろうと思います。
バインミー好きの人も、初めましての人も、旅の参考になればいいなと思います。