ごめんなさいしかない。
とにかく可愛がられ愛されて育ててもらいました。
祖母には男の子しかおらず、母が女の子である私を産んだことを物凄く喜んでくれたと聞いたことがあるし、それをいつでも感じて育って来た。
もしも私が若い頃に結婚出来ていたら、祖母を結婚式にも招待できたし、出産していたならばひ孫の顔を見せることが出来ていたはず。
ギリギリ、結婚式には招待出来そうな流れにはなっていた。
でも、私が結婚しそうになっていた男性は束縛が酷く私が言うことを聞かないと暴力をふるう人だった。なので嫌でたまらず祖母に相談した事がある。
当時、祖母は癌を患っていて、正直なところ私の結婚式に出たかったと思う。
でも祖母は私の身を心配してくれ、「よく考えて、後悔するかもしれないと思ったらやめていいと思う。自分の気持ちに忠実に。」と言ってくれたのだ。こんなダメな私の気持ちを第一に考えてくれた。
(祖母が癌で入院しているというのに、お見舞いなどろくに行かずヘラヘラと男と遊びまくっていたという情けなさ過ぎる事実も書いておきます。その相手ときちんと結婚にまで至ったならばそれでもまぁ行動が無駄にはならなかったけれど、結果至らなかったし。もっと悪いのは、その結婚しそうになった男より前で、まるっきり相手にもしてもらえない片想いの相手の家に無理矢理居座って朝帰りとかしてたのはもう無駄でしかないし、退院していた祖母の眠りを妨げていたはず。何もかも最低な私。)
「孫の結婚式に出席する」という喜ばしい出来事を諦めてくれてまでもだ。
そんな、どんな時にも自分のことはさておきにして孫である私を大切にしてきてくれた祖母。
それなのに、私ときたら頑固でワガママでやりたい放題、記憶に残っているだけでもそれはもう祖母を困らせ苦しめたであろうエピソードが山ほどあるわけです。
祖母が亡くなってしまった今となっては後悔も反省もしたって仕方ないですが、懺悔する気持ちでここに書いていこうと思います。
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