感性こそが全て
ゲームやSNSなどネットの世界に依存する子供の急激な増加をはじめ、不登校、いじめ、子供の精神疾患、自殺、、、
現代社会を生きる子どもたちを取り巻く社会問題は、益々深刻化しています
実際に上記のようなことで苦しむ子どもたちを目の当たりにしてきた経験を通して、私が皆さんに一番伝えたいことは
「子供の感性を育む教育こそが最重要だ」ということです
「感性を育む」とは、子供が感じる力
自分なりに感じたことをイメージや行動で表現する力を育むことです
今回は、なぜ感性を育むことが最も重要なのか、そして感性を磨くとどのような力がつくのかということについて、3つの発達段階に沿ってお伝えします
1.自己理解と表現力が養われる
小学1年生で「自分の内側の声に耳を傾ける習慣」が身に付いている子はとても少ないです
そうなると当然ですが「自分の意見や考えをのびのび伝えることができる」子は、もっと少ないです
更に言ってしまえば「私は私のことが大好き」と胸を張って言える子は…
なぜなのでしょう
きっと赤ちゃんの頃は皆できていたはずなのに…
乳幼児期の子供の感性を育むことにおいて大事なことは、○✕を赤ペンでつける机上の学習ではありません
●自然の中で五感を使って遊ぶことです
小学3年生から始まる理科も、まずは「比較」することから学びます。
そもそも五感で感じ取ったことを相手に伝わるように表現できなければ、比較対象を適切に観察することすらできません。
だから小学1·2年生は生活科で観察カードをたくさん描くのです。あまり早教育に囚われないでください。
●生の歌声で自分の気持ちをのびのび表現することです
「うちの子音痴なんです」って絶対に言わないでください。その瞬間から子供は歌わなくなります。
音痴な子がいるのではなく、教え方と教材が子供に合っていないだけなのです。
●画用紙いっぱいに自由に筆を走らせることです
上手に描くことが目的ではありません。
自分の見たもの感じたものを心のままに表現して、自分がどんな人になっていきたいのか夢いっぱいに人に伝えることがお絵かきの原点です。
2.他者との違いに気づけるようになる
自分のことが分かり、伝えることができるようになると相手との違いに気づけるようになります
自己肯定感の高い子供は他者のことも肯定できるようになります
小集団の中でお互いの個性を尊重し、学び合える環境づくりがとても大切です
自分の意見を表現するのが苦手な子もいます
そこでどんな配慮をすれば全員の心理的安全性が確保されるのかということをいつも念頭に置いて、子どもたちと向き合います
子供が話し終わる前に、言葉を遮ったりしていませんか?
子供が言いたかったことを先回りして代弁し「イエス・ノー」でしか答えられないような会話になっていませんか?
●子供の話を最後までよく聞きましょう
その子が自分の気持ちを打ち明けやすい聞き方は、何十通りもあります
感性を育むことにポイントを置いて授業を構成したり児童理解にあたったりすると、クラスの子供の興味関心が拡大し、自信がついてきます
お互いの良さを認め合い、高め合える集団づくりが叶うのです
3.より良く生きる力がつく
感性を育てる最大の目的は、人としてより良く生きる力を育むことです
感性が育っていれば、相手の立場や状況を想像し、良好なコミュニケーションをとることができます
どんなことで人の役に立てるかな、どんなことにチャレンジしようかな、と自分で考える力がついていきます
個で自立し、人とつながる力、自分だからこそできる仕事の構築につながるのです
お金をかけなくても、感性を育むことはできます
呼吸に意識を向けて目に見えない体の内側の感覚に耳を澄ませること、
手あそび歌を使っていろんなものになりきること、
自分の感じたことを自分の言葉で人に伝えること、
新しい体験にチャレンジすること、
目で見て、鼻で香って、耳で聴いて、口で味わって、手で触れて、、、
人間の健やかな成長において感性を育てることが何よりも大事だと気づいたから、
私は「ヨーガ」や「わらべうた」という道具を使って、大人や子供の感性を育むことに全力を注いでいます
一人ひとりの発達をサポートする個別指導や教育相談も「その子らしい感性」を大事にみています
ひとりでも多くの子供が感性を大事に育み、自分らしい生き方ができることを願って
ひとりでも多くの大人に感性を育む大事さが伝わることを願って
子どもを支える全ての皆様の豊かな健康を願って
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