
ロック系子守歌とマサオくん
みんなの家には、自分の昔の動画はあるかい?!?
僕はあるよ!!
先日、部屋を掃除していたら「謎のDVD」が出てきた、、
怖い、、、
まあでも、こういうのが出てくると見たくなってしまうのが
人間だ!
フッ、と頭に悪魔が出てくる。
悪魔「エヘヘ!もしかしたら、そのDVDは呪われてるかも知れないぞ??w見るのか?見ちゃうのか?w」
悪魔がすごい不安にしてくる。
そこに天使が出てきた。
天使「大丈夫よ!あなたの部屋から出てきたのだから大丈夫よ!さあ!早く見ましょう!」
なぜか
天使がすごく焦らせてくる。
もう、どっちも悪魔な気がしてきた。
とりあえず見てみようと思ってDVDをディスクに入れてみた。
すると、、、
「りひと 誕生 一ヶ月記念」
というファイルと
「りひと二歳の誕生日」
というファイルがあった。
りひと一ヶ月記念という方を先に見ようと思った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「うぅnうnうい」
僕が天井を見て何か言っている。
「り~ちゃん。こっちみて~💝」
お父さんが僕に話しかけている。
なんか、
お父さんが少し気持ち悪い(=_=Ⅲ
「り~ちゃん。お~い💝」
やっぱり、少し気持ち悪い(=_=Ⅲ
昔の僕もそう思ったのか泣きはじめてしまった。
「うううううわわわわあああん」
我ながら立派な泣き声だと思う。
「あ~!ごめんね~ごめんね~り~ちゃん。」
ここのお父さんは優しくてほっこりした。
お父さんがレジ袋を僕の隣でがしゃがしゃしたり、
掃除機をかけたりしている。
だが!僕は泣き止まない!
さすが僕だ。こんなのでは僕を止めることはできないぞ。
その時。
何を思ったのかお父さんが、
NOFXとういうロックバンドの音楽をかけはじめた。
一様言っておくが、これはお父さんの趣味ではない。
僕は、
「ばかだなぁ!そんなんじゃ僕は泣きやんぞ?!」
とお父さんに言った。
お父さんはニヤニヤしている。
そうだ、
気づいた時には、昔の僕は泣き止んでいた。
てか、笑ってた。
ノリノリだ。
一ヶ月の赤ちゃんがだぞ?
ロックバンドの歌でノリノリに笑うか?
どうやら昔の僕は、
バイブスが熱いらしい!
昔の僕かっけえええ!
ここで一つのビデオが終了した。
さあ!二つ目の「りひと二歳の誕生日」を見よう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「うううううううわあああああんんん」
誕生日のはずが開始そうそうから泣いている。
「あ~!ごめんね~ごめんね~り~ちゃん」
さっきも見た光景だ!
デジャブってやつだな。
お父さんはすかさずロックバンドの歌をかける。
「wow!wow!wou!」
すごい激しい曲だ。
でも、僕はこれで泣き止むのだ。
この時をのぞいて、、、
そう、
この時は僕は泣き止まなかった。
嘘だろ、、
一ヶ月の時のバイブスはどこ行ったんだよ。
いつの間にか僕にはバイブスが無くなっていたらしい。
「うわああああああん」
めっちゃ泣く
嘘でしょっていうくらい泣く。
するとお父さんが有名な子守歌を歌い出した。
「ねーんねーん。ころーりーよー」
「がちゃう!!!!!!」
え?
びっくりした。
さっきまで泣いていた昔の僕が
「がちゃう!!!!」
と意味のわからない言葉を叫び出した。
二歳だぞ?
「がちゃうかー。そうかー」
お父さんが困っている。
どうやら二歳の僕が叫び散らかした「がちゃう!!!!!!」とういう言葉は、
「ちがう!!!!」
という意味らしい。
よくわかったな昔のお父さん。
そこでびっくりしたのだが、
お父さんが
クレヨンしんちゃんの
マサオくんが歌っていた子守歌を歌い出した。
そう、
僕は泣き止むを通り越して
寝た。
僕がこのDVDを見てわかったのは
二歳児の言葉が理解でき、
魔法のように寝かしつけることができるお父さんは、
めっちゃすげえええな!