書評 「アルジャーノンに花束」~幸せってなに?~
はじめに読書の習慣をつけようと、友人を誘って読んだ本の感想をちまちまと投稿していくことにしました。
第一回は「アルジャーノンに花束を」ダニエル・キイス(著)の書評をしていきたいと思います。
あらすじ主人公のチャーリー・ゴードンは知的障害を持つ中年男性で、日中はパン屋で雑用をしながら夜は知的障害をもつ成人のための学校で読み書きを学んでいます。
チャーリーには普通の人が当たり前にできるようなことにも大きな困難が伴います。しかし、持ち前の真面目さや優しさから、パン屋の主人である