CRMでメールを送受信する
Zoho CRMはメーラーとしても優れた機能を持っています。
設定は簡単。「設定」→「チャネル」→「メール」から、メール情報を設定するだけです。
Gmailなどの人気のメーラーをすでに利用していれば、CRMへの移行はより簡単ですが、今回は他のメーラーを使っているものとします。
POPとIMAPが選べますが、基本的には複数デバイス間での同期が可能なIMAPが良いでしょう。CRMアカウントに紐付けたいメアド情報を指定します。
あとは、サーバ名やポート番号などの基本的な情報を設定するだけ。
これだけで、CRMの連絡先タブから、その相手に対してメールを送信できるようになります。
送信したメールはすべてメール関連リストで確認することができますし、返信されたメールも確認できます。
また自身だけではなく、組織内の他のメンバが対象の連絡先に対して送受信したメールも確認することができます。
つまり組織がひとりのお客様(または見込客)との間でやりとりしたすべてのメールをCRM上で確認することができるのです。すごい便利!
ちなみに、どうしてもCRM以外からメールを発信しなければならないような場合もあるかと思います。
その場合はBCCにおまじない(Zohoがメールアカウント毎に割り当てる文字列)を入れます。
これはGmailの例ですが、こうすることで、CRM以外から送ったメールも、CRMに登録することができます。
もう、お客様との間で誰がどんなメールのやり取りをこれまでしていたのか?悩む必要もありませんね。