ワークフローを利用したメール送信
Campaignsを利用すれば、CRMのメールではできない、さまざまな後処理が可能になります。
例えば以下のようなことも簡単にできるようになります。
① メルマガAを送り、その結果でリストを作成する。
開封者リスト・・・(A)
クリック者リスト・・・(B)
② (B)の中で、ターゲットエリア(沖縄在住)の人をリスト化する・・・(C)
③ 未開封および開封(クリックなし)には、フォローメールを送る
④ フォローメールの結果に従い、リストを作成する。
フォローメールのクリック者リスト・・・(D)
フォローメールの未開封者リスト・・・(E)
つまりこの結果から次の順で、送信者が大切にすべきお客様の序列がわかるのです。
(C)>(B)>(D)>(A)ー(B)>(E)
それでは、その手順を見てみましょう。
メルマガを作る
まずは、メルマガを作成します。作成したメルマガには「高度なオプション」から、フォローアップ処理を作成します。
ここでは、開封してくれた人を「2021開封者リスト」へ、さらにクリックしてくれた人を「2021クリック者リスト」へ登録します。(A)(B)の完成です。
条件付きワークフローを作る
開封してくれたお客様の中から、重点エリアである「沖縄在住者」を抜き出してリスト化します。これには、ワークフローを使用します。
まず条件として、「都道府県=沖縄」とし、これが成立した場合にあ「2021県内コアファン」という名前のリストに追加するワークフローを作成し、「有効化」しておきます。
メルマガに関連付ける
3で有効化されたワークフローは、このままでは動きません。キャンペーンに関連付けづ必要があります。
関連付けたいキャンペーン(メルマガ)を開き、「高度なオプション」から、フォローアップ処理を作成して登録します。具体的には以下のように登録します。
もう一度、ワークフローに戻って確認してみます。確かに指定したキャンペーンに関連付けられました。
ナーチャリングワークフローを作る
・送ったメルマガを「開封」した場合は1日まってフォローメールを送ります・・・①
・「未開封」の場合は2日後にフォローメールを送ります・・・②
・「クリック」して頂けたお客様には、特に何もしません・・・③
・フォローメールをめでたくクリックして頂けた場合には、「クリックリスト」に追加します・・・④
・残念ながら、フォローメールを送っても「開封」すらしてもらえなかったお客様は、「未開封リスト」へ登録です。・・・⑤
リストの完成
こうして、1通のメルマガを送ることで、
・すぐにクリックしてくれた優良顧客
・その中でターゲットエリアに住む最優良顧客
・フォローメールでクリックしてくれた準優良顧客顧客
・フォローメールにも反応してくれない残念な顧客
これだけの顧客層別ができました。
以降は、これらのリストを上手く活用して、それぞれの顧客に相応しいメールを送ることで、よりお客様の状況に応じたメッセージを届けることができるようになります。
ただただ同じメルマガを全員に送るよりは、効果的なアプローチができるであろうことが、お解りいただけたかと思います。