失敗を恐れなくなるコツ
「失敗を恐れるな、挑戦しろ」
よく言われる言葉でおそらく正しい。失敗を恐れたら、挑戦するのが怖くなり、挑戦しなければ何も得ることはできない。
そして若いときに挑戦しないとどんどんハードルが上がる。失敗を恐れていないですぐにでも挑戦すべきなのだろう。
だが、「とはいっても」である。
失敗は怖いし、必ず失敗するわけではないが失敗した時のリスクを考えて躊躇してしまう。
私はそのタイプの人間だった。
違う人は読む必要はない。今すぐ閉じよう。
「失敗を恐れすぎる側」の私が挑戦するためのコツを書いていこうと思う。
それでは本題だ。
たった1つのことをしっかり意識すれば失敗を恐れなくなる。
失敗をしてもOKの精神を会得すること。
まず大前提としてなぜ失敗を恐れるのかが重要だ。
これは人によって様々ではあるが、例えば「人から怒られる」「恥ずかしい思いをする」「自分の価値が下がってしまう気がする」「失敗して立ち直れなくなる」とかがあるだろうか。
こういったことは次の4つの呪文を毎朝唱えるなり、メモして読むなりして脳に刷り込んでほしい。そうすれば問題ない。
さっそく一つ目だ。
① 失敗をしても周りの人は全く気にしていない
ほぼこれに尽きる。人は他人の評価を気にしてしまうが、99%自意識過剰なのだ。それこそ政治家くらいでなければ失敗しても誰も気にしてはくれない。みんな自分のことで精一杯だ。その時はなんだかんだ言われても一年後には忘れている。
② 失敗は当たり前にする
失敗は当たり前である。人間は誰でも失敗する可能性があるのだ。よくある例だがイチローでさえ5割は打てないのだ。半分失敗しているとすれば結構失敗していないか。
他にも、サッカーの日本代表の試合でFWがシュートを大きく外しているのを見たことはないだろうか、
日本代表に選ばれ、テレビで多くの人が観戦している中であってもシュートは外していいのだ。(悪く言うつもりはありません)
③ 失敗をしたあなたではない、あなたのした失敗を怒っている
これはよくある勘違いだ。
例えば上司からなぜ今日までの仕事を終わっていないんだと怒鳴られたとする。上司はあなたを怒っているだろうか?
「今日までの仕事を終わっていない」この一点のみである。
それを拡大解釈し、怒られているのは自分だ、辛い、自分に価値はないのかと思うのはおかしい。
「今日までの仕事を終わっていない」ことだけである。
「失敗」を改善する、つまりこれからは仕事を期日までに終わらせればいいだけのことだ。
価値はないと思ってしまいがちな人は、視野を広く持つことをおすすめする。仕事や何かで自分の価値を低く感じるときがあっても、それはおよそたくさんある尺度の一つに過ぎない。仕事で上手くいっていなくても、家庭で成功していれば十分幸せである。
④ 死ななければ何とかなるの精神
大舞台に行かなければならない時は重宝するのはこの考えだ。
日本という国で生まれたことを感謝しなければならない。戦争もないし医療は充実していて生活保護まであるのだ。
失敗しても何とかなりそうではないか。
最後は、失敗した後の処理だ。
これは簡単だ。
失敗のエッセンスをメモして忘れる。それでいい。
悔しさをバネにするタイプはもちろんこの限りではない。引きずるタイプはこれを強くお勧めする。何かに書くと海馬も安心して忘れさせてくれる。
そしてノートを定期的に見れば万事問題なしだ。
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