Roland V-8HD vs ATEM Mini Extreme ISO
よく言われていることだけど、ATEM Mini Extreme ISOは熱くなる。
だから、屋外や高温の場所では熱暴走して止まる、とか、ISO記録(各入力ごとに録画)が止まる、とか、悪評が目立つ。
業務用途では絶対使われないものだそう。
ほんとに熱いの?
これは本当。借り物の温度計で測ると裏面が50度くらいになる。けど、ファンはユルユルとしか回らない。
恐らくホビーユースを想定して多少熱くなってもファン速度を上げず、静音を取ったのじゃないだろうか?しらんけど。
WAO亭の中はエアコン止めて演者20人以上入ると流石に熱くなって30度近くになるけど熱暴走したことはない。
メルカリで2500円でこんなの買って斜めにしたけど、特に温度が劇的に下がった印象はない。けど止まらない。
じゃぁなんでATEM Mini Extreme ISOにしたんだよ?
Roland V-8HDがどんな状況でもカメラでも非常に安定して届くし、熱暴走にも強いのは、よーく知ってるんです、よーく。
でも、
8カメラのISO記録(入力毎に録画できる)がどうしても欲しかった
んです。需要が、各カメラの記録を下さい、だと8カメラRec押してRec止めて、を繰り返し、8枚のSDカード抜いてってやるとそれだけでも狭い機材の間を太い腹抱えて潜り抜けるもんだからヘトヘト。
さらに、8枚のSDカードをカードリーダーに読ませて、一枚ずつだから結構遅くて、イライラ。
これが一発なんすよ。。。
同じことをRoland V-8HDでやろうとすると別途レコーダーが必要で、1台75980円 x8 = 60万円オーバー。
V-8HDそのものが20万強くらいするので、100万円近くに。
V-8HDが凄く入力に柔軟だったりとか、安定してるのとか、一発で有効なDVE出せるプリセットが優秀なのも、Tバーフェーダーがあるのも、マルチビューモニターが付いてるのもわかってるんです、わかってるんだけど
100万円
それに比べればATEM Mini Extreme ISOがいかに安いのかがよく分かる。WAO亭で使ってる分には止まったこともないし。。。
じゃぁ全然ダメなの?
いえいえ、用途によりけりじゃないかと思うんですよね。
ガチで「よっし野球中継とかやろう!」「企業案件でZoomをバンバンやりまくるぞ!」とかいう方々には不向きかと。
WAO亭はあくまで好条件が整ってか、安くやりたいことが出来た、と。