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スカリフィケーションレポ


世の中にスカリフィケーションのレポが少ないため
『これからやりたい、けど情報が少なくて怖い!』
という方向けに拙いですがレポを書こうと決意しました。

※以下、刺激の強い画像(主に血や、皮膚を切ったり剥いだ腕)がありますので、ご注意ください。
読後に気分が悪くなったなどのご意見は受け付けておりません。
ご自身の判断でお読みください。


そもそもスカリフィケーションって何?

スカリフィケーション(英語:scarification)とは、身体装飾(身体改造)の一種で、皮膚に切れ込みや焼灼を行った際に形成される瘢痕を利用して肉体に文様を描くもの。文化人類学・民族学等の用語としては瘢痕文身(はんこんぶんしん)とも呼ぶ。色料を用いる場合は、一般的に入れ墨(刺痕文身)として区別される。

Wikipediaより

スカリフィケーションに至るまで

元々ピアスが好きで、メジャーなところは一通りピアッシング経験があります。以前スプリットタンでお世話になったスタジオ、Pain Factoryさんがスカリフィケーションもやっているということで興味を持ち、2023年11月6日にスカリフィケーションをしていただきました。
スタジオさんとは施術日の半年前から相談しており、ケアの観点から涼しい季節になったらにしよう、と決めていました。
そこから施術日までにデザイン決めをして、いざ当日!

自作デザイン(ライフポイントイメージ)
塗りつぶされてる箇所が皮膚を剥ぐ場所です


施術当日(11/6)

いよいよ当日、スタジオさんにて位置やデザインの確認をして頂き、腕に下描きをしてもらいました(タトゥーのように印刷したデザインを転写することもあります)。
納得したところで施術開始!

施術前の下描き

施術中の様子

気持ち程度に麻酔クリームを塗ってもらいましたが、痛みが強すぎて全然効果なしでした。スタジオなので基本麻酔なしでの施術になるので特に不満はなく、余すことなく痛みを堪能しました(めちゃくちゃ痛かった)。

まずは下描きに沿ってカッティング(切る)をして、そこからデザインに合わせてピーリング(剥ぐ)をします。

単純に言えば今回の場合、皮膚を切って剥ぐだけなんですが、も〜〜〜〜〜〜〜〜〜ほんとに痛い!!!

痛みに耐えるため、ぬいを握り締めながら挑みましたが、絶対に何か握りしめておくべき痛さ。
痛みの感覚をなにかに例えたいんですが、本当に切って剥ぐ痛さとしか言えないです。感じるべき痛さではない。

今までマニアック(ニップルやダーマルパンチ)なピアッシングもしてきましたが、どの痛さとも違う、ただただ純粋な痛み
施術前はどんな痛みか覚えておこう!と思っていましたが、メスが皮膚を滑る感覚、肉から皮膚を切り剥がしていく感覚をまともに感じようとすると耐えられなくなりそうで、頭を真っ白にしながらとにかく痛い痛い!と喚いていました。

スプリットタンも経験がありますが、それをはるかに超える痛さでした。以前ホリゾンタルタンをセルフで開けたことがあり、それの貫通中いちばんの痛みがずっと続く感じで、まだ考え事をする余裕がありました。が、スカリフィケーションはそうもいかず、なんでこんなことしてんだろうとか、なんで半分以上も剥ぐデザインにしたんだろうとか、思考がぐちゃぐちゃの中考えてたことを覚えています。

少し話が逸れましたが、デザインをなぞるようにカッティングを一通り終えたらようやく本番(ピーリング)です。

切った皮膚の端をピンセットで摘み、そこからメスを入れて皮膚を切るように剥いでいきます(例えるならお刺身を切る時のイメージ)。

カッティングとは違う、刃を上下に動かして切っていくのでストロークが長く本当に痛い。
カッティングはただただ皮膚の上をメスが滑るような感覚で、そりゃあそういう痛みがしますよね!という納得感があるんですが、皮膚を剥ぐなんてこと人生でそうそうないので体も脳も処理が追いつかず、とにかく痛〜〜い!!!痛!痛〜〜?!?!?!のみでした。

施術してくださっているスタジオの方も疲れるので、ちょくちょく小休憩が挟まるんですが、休憩なく一気にやってくれ〜〜〜!!!!!と思うほどの痛みで、休憩中もまた痛いのがくる…と怯えていました。


ちなみに、わたしは手首〜肘あたりにかけての範囲をやったので場所によって痛みの度合いや具合も違いました。手首側は筋があったり皮膚が薄いこともあり肘側より痛かったです。幅も腕と同じくらい取っていて(以下の完成画像参照)、外側(ハートの外周)が内側あたりを切るのとは違う痛みでした。

図にするとこんな感じ


…そんなこんなで1時間ほど施術していただき、スカリフィケーション完成!

(以下閲覧注意、施術直後の画像&切り取った皮膚&使用したメスの写真があります)

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できたてホヤホヤのスカリフィケーション

まさに生傷!という感じで興奮しますね。
もう完成するころには脳汁ドバドバ楽しかった〜終わった〜やった〜!という気持ちでいっぱいでした。真っ赤でかわいいし。

このあと地獄を見るとは知らない呑気なピース


このあとは傷口にワセリンを塗ってその上にガーゼ、さらにその上にラップを巻いてもらいました。(わたしはアームカバーを持参してたのでそれも装着)
ケアの仕方も教えていただき、2週間後に経過写真を送ってくださいとのことで、この日の施術は終わりました。

記念に貰った皮膚とメス
刃が短い方がカッティング(切る)用、鋭い方がピーリング(剥ぐ)用


(ここより先、ワンクッションを無くします。ご注意ください。)

ケアってなにしたらいいの?

ケアについて、スタジオさんからは傷口に膜が張るまで毎日ガーゼを取り替えてワセリンを塗ってね、と言われました。
また、傷口も洗うようにと言われてましたが、わたしは出血が止まらず(後述します)、数日は洗わず傷周りの皮膚に付いた血を拭く程度にしていました。
出血が止まってからはハンドソープやボディソープで撫でるように洗っていました。

洗う時痛くないの?と疑問が浮かぶかもしれませんが、傷が深すぎるせいか不思議と痛くありませんでした。

(※注 痛くないと言っていますが、一度入浴後にハンドソープで洗ったら何故かすごく痛かったことがありました。原因は謎。それ以降は入浴後に洗ってません。)


帰宅後(1日目)の様子

スタジオから帰る最中、どんな具合になってるかな〜♪とアームカバーを見たところ見事に血で染まっており、今日このまま寝るのは無理だな…と悟りました。
道中ドラッグストアでガーゼ(10m)と白色ワセリン(500g)、ラップ、テープを買って帰りました。
(後日追加で包帯とペットシーツも購入。)

術後2~3時間経過した腕
ガーゼから血が溢れています
この時点でアームカバーにも血が滲んでいました

スタジオから家が遠いため、帰宅した頃には術後4~5時間ほど経っていた気がします。
さてガーゼなど諸々変えるぞ!と意気込むものの、血が止まらず四苦八苦。本当に血が止まらない
空気に触れてるだけで傷口に水ぶっかけられてる?と思うほど痛い。「ッスーーーーー…………」と絶望しながら恐る恐るワセリンを塗って、ようやくガーゼが巻けた!と思っても、巻いたそばから血が滲んでいくのでまたすぐ変えなければいけなくなる、のループを数回繰り返し、10mもあったガーゼが初日にしてほぼなくなるという悲劇が起こりました。
それでも血は止まらないし、片手だとうまくできないしどうしよ〜!!となっていたところ、家族が手伝ってくれて事なきを得ました(これは本当に幸運なこと)。

そこから数日ケアを続けていき、最終的に

・ワセリンを塗ったガーゼを傷口に乗せる
・ペットシーツを巻く
・その上から包帯を巻く
・さらにその上からラップを巻く
・最後にアームカバーをする

という形に落ち着きました。

施術1日後(2日目)

血が固まり、血餅ができている図
1日経っても出血あり

1日経つとこのような感じに。
確か1番上のハートの真ん中と、1番下のハート以外は血が止まっていたと思います。

この先4日目まで上記の位置から血が止まらず苦労することになります。

一晩血を吸収したガーゼ
黒い塊が血餅(血が固まったもの)

この血餅はもちろん傷口にも固まっているため、ガーゼを取る時が痛くて嫌でした(血餅が剥がれることでさらに血が出る)
ガーゼは厚めに巻いたものを乗っけていたのですが、まだ出血があるうちは一晩でお釈迦でした

ガーゼ・ペットシーツ・包帯を貫通するほどの出血で、寝る時は別に用意したペットシーツとタオルの上に腕を起き、心臓より下にすると良くない&血でベッドが汚れても困るので、腕を上にする形で寝ていました。これがまた疲れる。

こんな感じの体勢

寝ている最中も気が抜けず、血が流れる感覚が気持ち悪く眠りが浅かったです。
血の流れる感覚がする度に目が覚め、血が漏れていないか確認する、という睡眠が4日続きました

止血の為に圧迫気味でぐるぐる巻きになっているため、常に腕が苦しく重くて、痛みもあるためうまく動かせず生活しにくかったです。
ただ、利き腕では無い方にしたため言うほど不便はなかったです。
出不精で出掛けることも人と会うことも少ないのが救いでした。

3日目

3日目
2日目より血餅が少し減ったが、出血あり

ここから腫れが顕著になっていきます。

ガーゼ側の様子
こちらも固まった血餅が2日目より減っている

画像アップにしてしまったため見づらいですが、ガーゼの写真下部に白い部分が見えるように、若干ですが出血量が減っています。


4日目

4日目
腕がパンパン

いちばん下のハートにあるひし形の位置から腫れ具合が伝わればなあと思います。

まだ出血があり、画像みて頂くとわかりますがいちばん上のハートのひし形からの出血していて、やはり手首側なので血が出やすいのかなあ…と考えていました。

ハート型に固まっている血餅
かわいい

こらちもガーゼの画像ですが、2日目や3日目より血の染み具合が違うのがわかります。


5日目

5日目
血が止まり水で洗い流したあとなので綺麗

やっと出血が止まりました!滲みはするものの、ガーゼやペットシーツを貫通する程の出血はなくなりここから快適になってきます。

傷口や周りの肌が綺麗になってアザが出てきたのがわかりますね。

出血が止まったガーゼ
血より組織液の方が多い
5日目起床時の様子
血が滲んでおらず真っ白

腕、これくらいぐるぐる巻きにしておりました。
ガーゼ+ペットシーツ+包帯+ラップ+アームカバーの重装備。
これは血が止まった日の写真なので真っ白ですが、出血がある時は起きてアームカバーを捲ると真っ赤に染まっている状態でした。よく生きてたな。


6日目

6日目
傷口が平になってきた

傷口を洗えるようになったため、ここら辺から傷口がヌルヌルした見た目になってきます。
この辺りはまだ洗う時は水のみでした。

血が止まるまでお風呂に入れなかったのでこの日からようやくお風呂に入れるようになり、さらに快適になっていきます。

当時のツイートを見返すと「傷口にボディソープついても痛くない」「お湯がかかっても痛くない、でもドクドクひりひりする」と言っていて、かなりおそるおそる入浴していて面白い。

でも確かにお湯につけてもボディソープがついても全く痛くないんです。やっぱり深すぎる傷…というかそもそも皮膚がないので、感覚が鈍いのかな〜と思っていますが、有識者の方居ましたら教えてください。

あと洗う時に、直に傷口へ触れるわけなんですが、皮膚のない肉ってすごくやわらかくて、なんとも言えない感触がします。


7日目(祝1週間!)

7日目
血餅もなくなり始めてかなり治ってきてる感じ

今更ですが、その日その日で色味や光加減が違ってすみません。ここら辺から安定してきます。

色々な液が出てるんでしょうが、洗ってる時にヌルヌルやわやわしてるので洗ってる最中はちょっとヒヤヒヤします。こんな風に触って大丈夫なの?って思っちゃいますが、洗わない方が不衛生なので…。

接写
カッティングのみのところは傷口が閉じ始めている


元々傷が治るのが早い方で、スカリフィケーションも一応傷に分類されるので治りきっちゃわないかな?とこの辺りで不安になってきます。

この時にスタジオさんに相談して、切り直しのお話をしました(これも後述します)。

8日目

8日目
ずっとぐるぐる巻きなので腕が若干かぶれる

お風呂に入れるものの、周囲の毛の処理ができないままなので、ぼかせるところはぼかしつつ誤魔化しますが、見苦しい部分はご容赦ください。

左側が赤くなってるのはかぶれて痒くなって掻きむしってしまったためです。
通気性がゼロなのでほんとにかゆい!

横から見た図

髪を乾かしてる時、鏡に映った腕を見てこんなになってるんだ!と面白くて撮った写真です。

皮膚を切って剥いだので当たり前ですが、こんな顕著な腫れ方してるんだと面白くなってしまいました。体型がふくよかなので元から腕は太いんですが、体感それの1.5倍くらいになったような気がします。

現在(2024年3月)時点ではだいぶ腫れは引きましたが、それでもまだちょっと腫れてるかな?という感じで、完全に腫れが引くのは半年くらいかかるのかな〜?と思ってます。


ここから先、変化が少なくなってくるため少し日にちが飛びます&日付表記にしていきます。

2023年11月17日

8日目(13日)から4日後

血餅がほぼなくなり、組織液?膿?によって霜降り肉っぽくなってきました。

2023年11月19日

完全に血餅がなくなって膜が張り始めてきた頃

かなり治癒が始まってきた感じ。
いちばん下のひし形は膜が張りきっています。
ここら辺から傷口というより傷跡になっていきます。

ケアも出血がなくなり組織液のみになったあたりからペットシーツを外してガーゼと包帯のみにしたりなど、段々軽くしていきました。

2023年11月28日

かなり膜に覆われてきた様子

19日からちょっと飛んで28日の画像です。
かなり膜に覆われてきて、治ってる!という感じがしますね。下のひし形がちょっとぷっくりしてきたかな?

そしてちょっとお気に入りなのが、いちばん下のハートの中にハートがあるんです〜!!治る過程でこんなにかわいい瞬間があってうれしかったです…!

上の方はほぼ治ってきた様子

皮膚の厚みが関係してるのかわかりませんが、手首側の傷は平たく肘側の傷はぷっくりする傾向にあります。
ただこれは皮膚を剥ぐ/剥がないも関係してきそうだなあと思っていて、いちばん上のハートにあるひし形はちょっとぷっくり?というか、ぽこっとしています。
その上にあるひし形は完全に平らで、触ってもあまりわかりません。

カッティングのみのところも赤みを帯びてきて、7日目に記述した治ってしまうのではないかという不安が少し薄れてきます。

2023年12月8日

いちばん下のハート以外は膜が張りきっている様子

施術から1ヶ月と少し経ったあたり。
まだ膜は完全に張りきってませんが、9割覆われています。

かなり治ってきて、いちばん下のハートがかなり縮んできました。体感半分くらいの大きさになっている気がします。
治る過程で皮膚がくっつこうとしたのか結構縮んでいて、いちばん下のハートあたりの皮膚はちょっと突っ張ってる感じがあります(腫れてるのもある)。

2023年12月17日

初の切り直し
一番下のハートがめちゃくちゃ縮んでいる

この日はスタジオさんとお話していた通り切り直しをしました!
気になっていた箇所をお伝えして、カッティングしていただきました。

あと何故かこの日は血色が悪く、全体的に砂肝みたいな色になってます。

結構日によって血色が変わるんですが、寒いと紫っぽく暖かい(お風呂に入ったりする)とピンクっぽくなります。

切り直し箇所の接写

2024年1月4日

ほぼ完成系

切り直しの傷も治って年も越しました!
全体的に滑らかになってます。

そしてすごく乾燥しやすいです。剥いだ面積のでかいいちばん下のハートが特にそうで、乾燥するとさらに縮みます。
今の保湿方法としては、スキンケアと同じように保湿してます。

・化粧水を浸したコットンで数分パック
・乳液を塗る
・クリームを塗る
・ボディクリームを塗る
・ワセリンで保護

という感じで保湿していて、これがいちばん今のところ最適かなと思っています。もうとにかくベッタベタに!想像の10倍乾燥します。濡れてる時ですらツルツルというよりマットなので、本当にベッタベタに保湿しないとすぐ乾燥してかゆくなります

2024年3月26日

保湿してない状態なので下のハートが乾燥しています


かなり傷がぷっくりしてきてかわいくなりました!

いちばん上のハート、カッティングのみのせいか治りが早く、薄くなっているところが出てきました。
カッティングのみの所はピーリングに比べ体がまだ治そうとしているのか痒みを感じることが多いです。
薄くなっている箇所についてはまた切り直しを検討していて、夏あたりまでにはする予定です。

あと画像でも伝わるかな?と思うんですが、いちばん下のひし形が白くなり始めてます。このまま全部白くなるのか、中心だけピンクのままなのか…?

2024年3月31日

ぷっくりしててかわいい

経過とは違いますが、傷のぷっくり感が伝わればなと思い撮った写真です。伝わるでしょうか…

手首側はぷっくり感少なめ

真ん中のハートといちばん下のハートはぷっくり!て感じですが、いちばん上のハートは平たいところの方が多いです。多分カッティングのみなので治りやすいことと、皮膚の厚い薄いが関係してるんじゃないかな…と思ってます。


感覚について

皮を剥いだので当たり前ですが、剥いだ部分はほぼ感覚がないです。
ただ剥いでいるのは一部なので完全にないかと言われればそうではなく、押したりすればわかりますし剥いだ部分だけ優しく撫でるように触れればわからない、という感じです。

その日の調子によっても感覚が違い、乾燥してるほど鈍く保湿がしっかりしていると若干鈍さが軽減されます。

保湿の際に腕全体を撫でるように触れることがありますが、ボコボコした触感とピリピリ?ヒリヒリ?するような感覚が同時にあり、痛い!という程では無いですが、違和感だなあという感じ

手首側より肘側の方が皮を剥いだ面積が多いので、肘側の方が特に痛いです。手首側は特に何もなし。

何もしていない時にもチクチクしたり、痛む時があります。
雨の日や低気圧の日は痛みが強く、腕の内側から攻撃されているような鈍痛がします。
普段はたま〜に軽くチクチクする程度で、気になる程ではないですが、痛みが強い日は腕や手がピクッと動いたり「ん゙ん…」と若干眉をしかめるくらいの痛みです。
特に痛い時は気持ち程度ですが腕をさすったり軽く押さえたりしてます。

毎日なにかしらの感覚がしていますが、多分これはずっと続くんじゃないかなあと思ってます。



やって頂いたスタジオさんについて

初めにも記載しましたが、Pain Factoryさんにして頂きました。
横須賀にあるスタジオさんで、色々な施術をされています。
相談すれば色々な要望に応えていただけますし、メジャーな部位からマイナーな部位までピアッシングからスカリフィケーション、インプラントなど本当に色んなことをしてもらえます。

ご本人も優しい方で、カウンセリングも丁寧にしてくれますので、スタジオ選びで悩んでいる方はぜひPain Factoryさんへ!

料金について

わたしがやって頂いた際の料金は1時間11,000円でしたが、現在は1時間14,000円になっているようです。

広範囲なデザインにも関わらず、1時間で収めていただいたPain Factoryさんには頭が上がらないです…!本当にありがとうございました…!



最後に

スカリフィケーションは傷跡なのでタトゥーより時間の経過による変化が予測しづらいです。
傷跡が全部白っぽくなるかもしれないし、ならないかもしれないし。
もっと治っていくかも、ここで打ち止めなのかもわからないですが、それもスカリフィケーションの醍醐味なんじゃないかなと思います。

そして、これはあくまで私の場合であり、全てのスカリフィケーションがこうなるわけではありません。

感覚についてでも書きましたが、皮膚を切る・剥ぐという行為をしているので、後遺症というかなんというか、雨の日や低気圧の日なんかは特に痛みます。
内側がチクチクするような、ズキズキするような痛みがほぼ毎日あります。
かわいいだけでは終わらない、だけど、だから好き。
施術後のケア、身体改造による後遺症、痛み、それら全てを愛すことができなければ後悔することになると思います。

わたしは日々感じる痛みまで愛おしく、ケアも楽しいです。一緒に生きていて、これからも一緒に生きていく。
そういう覚悟で施術していただきました。

施術中の痛みも、出血も、最中は地獄のようだったけど、今ではそれすらも愛おしいです。

ピアスから始まり、スプリットタン、ダーマルパンチ、スカリフィケーションと進んできましたが、やる度に全てのものが愛おしく感じます。

一時の感情や衝動でやることは簡単ですが、身体に一生残るものですので、どうかきちんと考えてから行動に移してください。

施術から4ヶ月経っている今でも腫れが引ききっていません。そして腫れが引くのにもまだまだ時間がかかると思います。

怖いと感じるかもしれないけど、やりたいことをやるというのは本当に素晴らしくて、ふとした瞬間に視界に入るこの傷を、毎日かわいいかわいいと愛でるのが楽しいです!

一生物の傷を、自分の思うかわいいを自分の身体に刻み込んでいくのは、何物にも代え難い愉悦感があります。怖さも痛さも愛せるならやらない選択肢は無い。

このレポが、あなたの一歩を踏み出せる勇気になれたら嬉しいです。

長い文章をここまで読み切ったあなたに全てを愛せる力があることを祈っています。

その他気になることがありましたら気軽に聞いていただけますとうれしいです!

このあと変化や切り直しをしたら随時更新しますので、度々覗いて頂けたらと思います!では!


Twitter(@nnnGya_)

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