見出し画像

#219 「マ」をうまく活用したいよねって話

今日は番外編〜〜〜〜!
本記事は、クリエイターにとって、巷で話題の「マ」ことmanifoldの使い道を【Edition版販売】だけだと思ってるとミスるよね?というお話です。

※あくまで、私わおがイチ個人クリエイターとして感じていることですので、技術的に認識が間違っている部分などあれば是非教えてください。またmanifoldしか勝たん!という趣旨ではありません。DYOR!

manifoldとは

manifoldはここ最近、「Edition版」などと呼ばれる、クリエイターさんが1枚の作品を比較的手に取りやすい価格で複数枚mintするという販売方法に活用されたことで、注目を浴びました。今までのopenseaの共用コントラクトを使用した複数枚mintと違うのは、必ずしも最初に発行枚数を決める必要がないことです。買い手がmintした分だけが市場に出るので、クリエイターが最初に100枚mintしたけど80枚しか売れず、20枚手元に残った…みたいな状態を回避できます。

新しい価値観…だけど

今まで手の届かない価格で販売されていたクリエイターさんの作品をお手軽に所有するという感覚は、「一枚絵こそが正義」といった雰囲気があった1年前とはまた違うNFTの楽しみ方だなと思います。美術館に行って、好きな作品のポストカードを300円で買ってくる…みたいな感じに近いですね。

ただ、その一方で
・「1枚発行」の作品を所有したいという流れへの揺り戻しが発生する
・Edition作品の供給が市場の需要を超えるタイミングがくる

上記2点の理由から、この後もう少ししてピークを迎えて以降、Edition作品の売上は下がってくると私は予想しています。いや、なんならもうこのお正月でピークを迎えたかもしれません。しかし、私のような多くの個人NFTクリエイターにとって、manifoldの真の活用方法はこれだけではないのでは?と思っているのです。

【本題】どう活用するか

お待たせしましたここからが本題です!!!!!
manifoldの活用によって、クリエイターが簡単に自分でコントラクトをデプロイすることができるようになりました。これをみんなもっと軽率に使用したらいいのでは!?と考えています。

特にERC-1155を使うことで、具体的には、
今までクリエイターを悩ませていた
①特典NFTのTransfer大変すぎる問題
②特典NFTをどこのコレクションに入れるべきかわからん問題
 
を解決することができます。

順番に解説&解決します。
①特典NFTのTransfer大変すぎる問題

Manifoldで作品をmintすると、それぞれの作品ごとに「Airdrop」というタブが出てきます。今まで、openseaで複数のページを行ったり来たりしながら、誤送信のリスクに怯えて作業していたエアドロを、このページにアドレスを貼ってAirdropボタンを押すだけでどんどん進めていけるので快適です。

②特典NFTをどこのコレクションに入れるべきかわからん問題
一度自分でコントラクトをデプロイすると、そのコントラクトを使ってmintしたNFTはopensea上では全て同じコレクションに入ります。

(例)

DDPはまだ作品を1枚しかlistしていないので1作品しかありませんが、次に作品をアップする場合、またこのコレクションに入ります。つまりOpenseaでコレクションごとに「+Add item」するのと同じです。もちろん、Opensea上でこのコレクション名を変更したり、ヘッダー・アイコンの設定をすることもできます。

ということは、manifoldで一度コントラクトを作ってしまって、今後、特典NFTなんかの類はそれを使って発行していけば無敵!エアドロ大変問題、他のメインコレクションと混ざってしまう問題どちらにも対応でき、この先も自由に増やしていくことができます。
なんなら、クリエイター側からエアドロするのではなく、フリーミント設定する(オーナー様に欲しい特典を自身でmintしてもらう)ことも可能です。

ERC-721とERC-1155の違い

ただし、複数枚特典コレクションを作る場合、「ERC-721」を選んでしまうと、opensea上では、下記画像のように同じコレクション内に同じ作品がナンバリング違いで全部表示されてしまうので注意が必要です。
これは正直見栄えがあまりよくないと感じます。

■ERC-721
・Foundationで作品を表示することができる
・一方でopenseaでのコレクションとしての見栄えは悪くなる

■ERC-1155
・Foundationで作品を表示できない
・openseaで複数枚mintしていたときと同様に表示できる

私は規格等の細かい違いを詳しく語れる有識者ではありませんよ…としっかり前置きさせていただいた上で…!
現状は、唯一この「openseaの見栄えがいいから」という理由1点で、複数枚mint作品には、ERC-1155を採用すべきと考えます。

反対に、1点もの作品を販売する場合はERC-721でも良いと思います。
(manifoldで自分のアドレスに1枚発行→openseaでリストという手順を踏めば、通常作品の販売にも独自コントラクトを使用できます)

「自分のコントラクト」っていいよね

さてさて、ここまで伝わりましたでしょうか。
今までも何度もクリエイター界隈で「独自コントラクト」ブームがきていたと思いますが、このmanifoldのブームは、私たちが1年かけてようやく少しづつNFTにまつわる技術面の知識を得てきた今とうまく噛み合って、今までで一番大きな波がくるんじゃないかなと思います。

ただただ、manifoldってあ〜絵師たちの複数枚mintの流行ね〜〜として捉えていてはもったいない!流行ってるってことは、挑戦している人も多いということで、周りに聞ける人もいるはずなので、これを機にうまく自分のコレクションに取り入れれないかな?と考えてみるのはオススメです。

なお、manifoldで作成するコントラクトについては、私も参考にさせていただいたranbutaさんのこちらの神記事の冒頭が非常にわかりやすいです。

最後に宣伝

私がファウンダーを務めるDreamin' Divers Projectも、年賀NFTでmanifoldデビューしました!(ここはしっかりブームに乗っていく)
ただ記念に出しました〜〜!というだけではなく、年賀NFTオーナー様を対象としたハズレなしのお年玉抽選会を行うという特典付きです!

🎍年賀NFTmintページはこちら
 →
https://app.manifold.xyz/c/newyear-ddp

この記事を読んで、なるほど〜と思ってくれたクリエイターさんや、へ〜わおさんって意外としっかりしてるんだな〜と思ったコレクターさん、是非新年の運試し&DDPの応援がてら、このめちゃめちゃ可愛いすとぽぷ描き下ろし年賀NFTを!!!!みてくれ!!!!
※そもそも「Edition版」の購入は、NFT所有に満足するという文脈よりも、いわゆる投げ銭や推し活に近いなと感じています。つまりここで宣伝を入れるのは理にかなっているのだ!!?!!?!知らんけど!!!!!!

申し訳程度の4コマと締め

さて、本来このnoteは毎日4コマと共にプロジェクトの進捗を綴っていく連載なのですが、今日は番外編として、普段と違うフォーマットで記事を書いています。とはいえ200日以上続いている4コマをそのために飛ばすのもなんか癪なので、一応載せておきます。間に合えば、明日はmanifoldの使い方記事を書くかもです。

それでは今日はこの辺りで!
4コマnoteは来年からも19時の更新です〜〜お楽しみに!

★プロジェクトの最新情報は下記のリンクから!
『Dreamin' Divers Project』公式(
@DreaminDiversPJ
 Founder / わお(
@CreatorWao
 Illustrator / すとぽぷ(
@strangepopsicl

❤️Discord❤️(ここでしか見れないコンテンツたくさん)
https://discord.gg/dreamindivers-pj

💜opensea💜
Dreamin' Divers Project -Cheers!-https://opensea.io/collection/dreamindivers-cheers
※下記よりミントサイトにもアクセスいただけます↓
💎https://dreamindiverspj.com/

Dreamin' Divers Project -VIP Collection-https://opensea.io/collection/dreamindivers-vip

Dreamin' Divers Project -Card Collection-https://opensea.io/collection/dreamindivers-card

Dreamin' Divers Project -Special Edition-https://opensea.io/collection/dreamindivers-sp

💖テーマソング『Welcome to Diverse!』好評配信中✨
https://linkco.re/7BXXhRCz

💚TikTok💚
https://www.tiktok.com/@yu_hey_illustrator

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?