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【23-24 第16節 Game2】川崎ブレイブサンダースvsアルバルク東京

どんなときでも前向きにって思いながら応援をし続けているが、今回ばかりは挫けそう…
水曜日の天皇杯QF、オールスター明けのリーグ戦から良いニュースが続くことを切に願いたい。


出てる選手はやれることをやった

冒頭で暗いコメントを書いてしまったが、ニックとジェイ不在の中でコートに立ってる選手は概ねやれることをやって気を吐いていたように思う。
特に試合出だしの祐眞や、サイズとのマッチアップでのまっすー、タフな1on1場面を任され続けたロスコとFGがなかなか決まらない3Qにフリースローで点をつないでくれたトム先生。

ディフェンス面もインサイドの力が図抜けているA東京相手にこまめにカバーやローテーションを挟みながら、ある程度キックアウトの外の3Pは捨てるという戦術も理解できるし遂行できていた。
が、そんなときに限ってA東京の3Pが落ちない。
今日のゲームに関しては遂行するべきことを遂行したし、個々人の意地は見せた。

フルメンバー揃った状態でのCSなら全然勝機がある手応えを感じられた。

強いていえば1on1の認識の差がA東京との差

お互いいろんな得意不得意があるものの、強いて言えば誰が誰とマッチアップしても1on1で守ることを最優先としているA東京は川崎のピックプレーに対してすべてスイッチできるしここにミスマッチが起こらない。
逆に川崎はニックがいることを前提にしたディフェンスシステムなのでハーフコートは特にローテーションありきのディフェンスになる。そうすると1on1で仕掛けられた場面ですでにコート上のポジショニングが混戦状態になるのでニックやジェイが不在のときはリバウンドポジションがキレイに取れず相手からしたら打って入ったらOKだし外してもリバウンドが取れるという詰み将棋のような状況になってしまう。
チームのルールや戦術もあるだろうから、一概には言えないが目の前のプレーヤーとの1on1で攻めきる・守りきることが念頭にあったかどうかが今節の勝敗を分けた大きなポイントだったか。

試練が長すぎる…

12月の宇都宮戦のギリギリの連敗からの北海道と富山と5連敗で一度大きく落ちて、なんとか手負いの名古屋D相手に連勝して2023年を締めくくって2024年はここからNick the Lastを盛り上げていこうというタイミングでこの状態はファミリーのメンタルがもたない…

12年間、誰よりもプロ意識高く自分のコンディションを整えて長期離脱のなかったニックがラストイヤーのこのタイミングで靭帯損傷(おそらく早くても1ヶ月、2~3ヶ月の離脱はやむなしといった感じだろう)で長期離脱は試練が長すぎるし辛すぎる…

概ねリーグ戦も半分が過ぎて、CS出場ラインに立つチームとの対戦もそれなりに消化して自分たちの立ち位置が見えてきた。勝率5割以上のチーム相手の対戦成績は勝率7割近く叩き出しており、負けた試合も最後どちらに転ぶかギリギリの勝負だったので、ニックがラストだという根性論だけじゃなく贔屓目抜きに優勝候補筆頭の力を確かめられていたからこそ、精神的にきつい…

まさかこのままニックの復帰叶わず、CS出場も逃してシーズンエンドなんてありえないので、本当に最後の最後は笑顔で終わらせてください。

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