【読んでみました中国本】2018年を前に読んでおきたい本

今年の「読んでみました中国本」でご紹介した11冊から、2018年の中華圏を味わうための準備運動として年末年始にお薦めしたい本を再録します。

今年は「中国本」といっても日本語になった小説を取り上げることが多かったことに、自分でもびっくりしました。でも、わざと小説に「逃げた」わけではありません。

以前から申し上げているように、わたしは成人してからほとんど小説を読むまなくなりました。とくに北京時代は日本語本を手にするチャンスも激減し、自分が日本から買ってくるしかなかったので、どうしても限りあるスーツケースの空間を、仕事に必要な時事もの、分析ものの本を優先し、文学系の本にまで手が出なかったというもの背景にあります。そうするうちに、あまり文学的な(想像力?)な読書を求めなくなってしまっていたのです。

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