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日本で出版されたアジア関連書籍の感想。時には映画などの書籍以外の表現方法を取り上げます。わたし自身の中華圏での経験も折り込んでご紹介。2018年までメルマガ「ぶんぶくちゃいな」(…
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2024年9月の記事一覧
【読んでみましたアジア本】「異」と「記憶」に苦しめられる「脱北者」たちの姿、しかし彼らの過去は見えない/チョン・スチャン・著/斎藤真理子・訳『羞恥』(みすず書房)
みなさんは、「異文化」とはどのようなものだと思っておられるだろうか。
もちろん、その意味を調べると、「生活様式や社会習慣、ものの考え方などの異なる文化」(https://x.gd/Gw1Mk )とある。
ならば、そんな「異なる文化」に接した時、自分はどう処すべきなのか――たぶん、今の日本で「異文化」と聞いたとたん、最も多くの人たちがそれを考えるのではないだろうか。
実際にはそうした「異文化」
240925 【緊急寄稿/ダイヤモンド・オンライン】中国・日本人男児刺殺事件、「本当に申し訳ない」多くの中国人が涙した“父親の手紙”の中身とは
中国深セン市で日本人学校に通っていた、10歳の男の子が正体不明の男に襲撃されて亡くなってからまる1週間が経ちました。あまりの衝撃的な事件は、日本社会だけではなく、中国人社会の中にも激しいショックをもたらしています。
ただ、事件から1週間が経ち、中国当局側からもたらされる情報はあまりにも少なく、その間日本メディアは焦点を中国における「反日教育」に絞って集中砲火を浴びせています。
中国社会では、「