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日本で出版されたアジア関連書籍の感想。時には映画などの書籍以外の表現方法を取り上げます。わたし自身の中華圏での経験も折り込んでご紹介。2018年までメルマガ「ぶんぶくちゃいな」(…
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2018年10月の記事一覧
【読んでみました中国本】今の日本を愛するなら忘れてはならない、日本の歴史の一部を担った人たちの足跡:野嶋剛『タイワニーズ 故郷喪失者の物語』
◎『タイワニーズ 故郷喪失者の物語』野嶋剛(小学館)
先日、以前の取材原稿を引っ張り出して調べ物をする必要があり、そのとき久しぶりにこの言葉を目にした。
「中国語がわたしのパスポートなんです」
拙著『中国新声代』に収録した台湾の作家、龍應台さんが、中国で行われた会合で「中国の作家」と紹介されたときの言葉だ。中国の政治制度に巻き込まれるのを拒絶し、紹介の言葉を「わたしは中国の作家ではなくて中国