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#現代ビジネス
240524 【現代ビジネス】寄稿:裁判中の「香港スパイ容疑事件」の容疑者が、なんとロンドンで遺体で発見...資金と指示を出していた「恐るべき出先機関」の「正体」
「ぶんぶくちゃいなノオト」でも書いた香港スパイ事件の後続ニュースです。
というか、スパイ事件のあらましもそうなんですが、わずか1週間でちょっと予想もしていなかった展開になってしまいました。謎が謎を呼ぶ不気味な事件になりつつあります。政府直下の経済貿易代表部の名前が上がっている分、大変に厄介な話でもあり、今後の進展が注目されます。
なお、この記事の公開日24日にロンドンで開かれた裁判では、トリケ
240228 【現代ビジネス】寄稿:香港戦「メッシ欠場」で“激怒”した中国...なぜ「3月のアルゼンチン親善試合はキャンセル」という「政治的ポーズ」を取る必要があったのか
2月4日の香港で行なわれた、サッカーのインテル・マイアミと香港選抜選手チームとの試合におけるメッシ欠場から起きた騒ぎの3本目です。
ちょいとしつこいようですが、日本側メディアの報道は、「香港での試合が」で始まり、「中国はー」で終わるお決まりの混乱状態で、何が香港で起き、何に中国がでてきたのか、そしてその関係はきちんと伝えられていないので、別途「中国のご都合篇」として書きました。
報道する側のメ
230601 【現代ビジネス】寄稿:「坑道のカナリア」香港人漫画家の連載打ち切り、軍スローガンをネタにしたお笑い芸人は「罰金2.6億円と無期限興行停止」…庶民から「笑い」さえもぎ取る中国統治
40年間、香港の人たちが毎日楽しんできた政治風刺漫画家、尊子さんの漫画が、最後の掲載紙「明報」で打ち切りに。
香港の主権返還が中国と英国の間で話し合われていた時代に漫画家としてデビュー、もちろん香港の返還にまつわる話題、加えて彼らが描くコミカルな中国共産党トップらのキャラクターは現実の「中国」よりもずっとずっと市民の身近な存在でした。その彼の漫画が、昨年7月に行政長官に就任した李家超・元保安局長
221103 【現代ビジネス】寄稿:中国の高学歴たちの「苦しすぎる仕事事情」…「高学歴プア」「35歳の罠」に怯える人たちの実像
21世紀を見据えて20世紀最後に始まった大学改革から20年あまり…その後大学入学枠が年々激増を続け、当初数十万人に過ぎなかった大学入学者は今夏1000万人を超える卒業生を吐き出すまでになった。
一方で大学改革1期生たちは、2000年代最初の10年間の中国経済を支え、IT化を発展させ、中産階級という階層を生み出し、その経験を生かしてこれから間違いなく社会の最前線に向かって足を踏み入れるべき時代に差
220918 【現代ビジネス】寄稿:香港の人々の「エリザベス女王への哀悼」に、中国政府が「やけに慌てている」理由
中国の人口問題についての記事が出たばかりですが、タイムリーなのでもう1本「現代ビジネス」に掲載していただきました。
主権返還25周年記念以降、日本メディアの香港バナシはほぼ無風状態ですが、エリザベス女王の死が香港に大きな感情の渦を巻き起こしています。メディアには2回の香港訪問の画像や映像が流れ、当時の様子を懐かしむ声が続きました。
さらに英国領事館にはぜひとも弔問したいという市民が長蛇の列に。
220804 【現代ビジネス】寄稿:香港を揺るがした「3つの事件」、その姿を描いた映画が問いかける「今の香港」
現在日本各地で公開中の香港ドキュメンタリー映画『憂鬱之島 Blue Island』の陳梓桓(チャン・ジーウン)監督にインタビューしました。
パイロット版を見た時、意外な発見とトリック(?)に驚いたのですが、一つ一つに監督自らの丁寧な判断と手配が施されていたことを知りました。
すでにインタビューの全文はすでにnoteにて公開していますが、こちらは読みやすいように映画の背景を紹介しつつ、ポイントを
211203 「現代ビジネス」寄稿:中国が「香港の重要選挙」を思うままに操る…その「あまりにトンデモない方法」
12月に入り、香港の立法会議員選挙の投票日が近づいてきました。先月はちょうど、立候補受付が行われ、その間に誰が、どの枠から、どの選挙委員の推薦を受けて立候補するのかが、毎日大きな話題になっていました。
枠ってなに? 選挙委員の推薦って?
…実は今年3月に中国政府のお膝元で選挙制度が改定され、香港人にとっても今回初めてのことがたくさん。そしてそんなたくさん盛り込まれた初めての裏にあるのは……
210302 現代ビジネス寄稿:《中国政府に「自由」を奪われた、香港の人々が「いま考えていること」〜現地からの報告》
香港で見聞きしたことを、現代ビジネス向けにまとめました。2週間目一杯会いまくった、香港の人たちの声をすべて伝えきるにはまだまだですが、第一報としてご覧ください。
201113 「現代ビジネス」寄稿:《中国共産党が「香港」を本気で蹂躙し始めた…「議員罷免」のウラで起きていること》
久しぶりですが、「現代ビジネス」に寄稿しました。それにしても、「香港国家安全維持法」施行以降、日本メディアの香港報道は激減してしまい、中国メディアから拾った中国目線のものばかりになりつつありますね…。
今回は、特に日本で昨今一番騒がれた、アップル・デイリー経営陣と周庭(アグネス・チョウ)さん逮捕以降のあれこれを、文字数の制限もあり「超」付きで駆け足でまとめました。
200808 現代ビジネス寄稿 《中国の「南シナ海進出」の足場…なのか? 「海南省プラン」のポテンシャル》
香港の国家安全法制定とほぼ同時にメディアにもてはやされた海南島の免税ゾーン計画について書いた記事が、「現代ビジネス」で公開されました。
寄稿:「病院はパンク…新型肺炎の感染急拡大、SARSと決定的に違うこと」(現代ビジネス)
1月30日に現代ビジネスで記事が公開されています(無料)。
編集者との相談、資料確認、執筆、出稿、記事編集確認、配信……のそれぞれの段階で刻々と状況が変化しており、最後の内容確認時にも新情報を追加する事態に。一瞬で状況が変化しているので、最新情報とは言えませんが、2003年のSARSの北京での体験、観察を交えて振り返りました。
ご一読ください。