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【リノベーション・お店作り】カレー屋「やすけカレー」を作ってみて

はじめまして!Gawaです!
新潟市で建築士として活動しております!
現在は、新潟家守舎の建築部門を担当しております。


はじめに


noteでは、
実際に私が仕事で携わった建物のプロセスを含めたご紹介や、
面白いと思った建築やイベント、活動などを記事にしていきます。
ぜひ、DMやコメントもお気軽にください(^^)

そして今回は、
新発田市のカレー屋『やすけカレー』のリノベーションについて紹介!

日本人の舌にあったスパイスカレーの店を作りたいという、
オーナーの佐藤さんの想いで、このプロジェクトはスタートしました!

今回は、JOYNCRAFTSの五十嵐さんのサポートで
建築全般の設計と工事フォローを行いました

今回の建築プロジェクトのポイント

・やすけカレーらしさを作ること
・限られた予算の中でのリノベーションとDIYを入れた工夫
・既存の建物の使い方(広い店のスペースの分け方、元の良さを活かす)

建築プロセスについて

新潟家守舎で大切にしている2つのプロセス

①スケッチを描いてイメージ共有
既存店舗をカレー屋へと翻訳するため、空間を共有して、
使い方を決めていく

②DIYワークショップの実施
工事中のプロセスを開いて、人を巻き込んでいく。
オープン前から関わってくれた人の縁を大切にする。

元々の店舗の部分。どうしようかな。うーんと悩みます。
少し解体を進めると構造が出てくるので、
この辺りの絡みも整理していきます。
最初に描いたスケッチがこれです
厨房からカレーを提供するまでの流れやレジの位置など
絵を見ながらチームで共有していきます
他の席のイメージも家具の配置なども一緒に


ワークショップの様子

塗装ワークショップを実施しました!
20名以上、参加してくれて楽しい一日になりました☀

店舗の壁を塗るワークショップを実施
みんな真剣に塗ります
塗装後のカレーが最高に美味しい!!
思わず笑顔に😊
記念撮影も始まりまーす
カウンターの腰壁もDIYで
新潟家守舎オリジナル建材!

やすけカレー的な空間

グレーと木の対比という、デザインコードを持ちつつも
せっかくあるものを消さずに活かそう
というスタンスで建築に向き合う。 
「Curry has no border」(カレーに国境はない)
国籍に捉われないスパイスカレーにも通ずる
やすけカレーらしさに繋がったかなと思います

建物もともとのブルーの瓦屋根や出窓など愛着のある作りを生かしつつ、
外観はグレーの塗り壁、ペンダントライトが見えるスクエア窓など
落ち着いた雰囲気に仕上げました
中に入ると、モールテックス天板のカウンターが出迎えてくれます
ラワンは腰壁やテーブル等に用い、温もりも感じる設えとしました
ちょっとした小窓から、美味しいスパイスカレーが
子連れの方も来てもらえるように、カーペット敷きのスペースも設置


まとめ

元々残っていたお店の看板や瓦屋根など、そのままは使えないけど、
ひと手間加えて違う意味を持たせることで、
新築とは違ったデザインの幅が広がったかなと。
あとは、DIYで作った腰壁が良い感じだったので、
どこかで提案したい!

全体のプロジェクトの様子はこちら↓(広報支援も関わってます!)

Thingsにも特集されました!

そしてJOYNCRAFTS、五十嵐さんも特集されました!

JOYN CRAFTS 五十嵐さんについてはこちら!


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