おいらのマドンナ
おいらは野良
散歩をしていると
向こうには、おいらのマドンナが
ひとり日向ぼっこをしている
おいらは彼女を誘い出し
そのまま草原へ出掛ける
おいらが運転する自転車の後ろに
彼女が乗るんだ
夢の自転車2匹乗り
見晴らしのよい草原で
おいらと彼女は
追いかけっこをしてじゃれ合う
色とりどりの花が咲き
蝶と戯れ 小鳥たちは歌う
空には虹が架かっている
「見て……あの丘の向こう側を
七色の虹が、輝いてるのよ
天からの魔法みたいだわ
神様が、この日を運命づけたのね
私達が、恋に落ちるよう……」
まるで森羅万象が
おいらたちを
祝福しているかのようだ
おいらが彼女と妄想デートをしてるとき脳内に流れる曲