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自分らしく、人に伝える。

大学生2年生の頃から、手帳のデイリー欄に日記をつけている。
大学に入学して1年間は、周りとの関わりに必死で毎日が一瞬で過ぎてしまった。
1年間経った時に、「あれ?1年間何してたっけ?」と思った自分が悲しくて、このまま死んでしまうのは寂しいと思って書き始めた。

「今日は休日でゴロゴロしてた」とか「寝坊した」とか「雨だった」とか大体書いても書かなくても良いようなことを書いている。
3行日記とか、一言日記とか、色々書き方はあるけれど、私はその日の自分に任せる。
3行で終わる日もあれば、1ページぎっしり書くこともある。
感情の整理に使えている日もあれば、ネガティブ全開のどろ沼状態の時もある。
だから、毎日手書きの文章を書いているからって文章力がつくわけでも、語彙力が向上するわけでもない。文章も書けない時は絵を描いちゃったりする。溜め過ぎて忘れちゃった時は「忘れちゃった」って書く。ページが空くから最近観た映画の感想でも書いておく。

毎日色んな書き方をしてみて、統一感はないんだけど、読み返した時に面白い。
「この日の私なんとなく格好つけようとしてんな。」とか「あの時ヘラヘラしちゃったけど、本当は嫌だったんだね。」とか「なんで私はこんなに自分を責めてるんだろう。」とか、客観的に読める時がある。
ネガティブ全開の時って、読み返す事もしないから沼にハマっていくんだろうな。

私の文章はあまり整理されていなくて、脳ミソの動きがそのまま反映されている感じがする。自分は納得感を持って読めるけど、人に読んでもらうとなると話は違うと思う。
もう少し「伝わる」文章を書きたくてnoteを書いているんだけど、これがなかなか難しい。

自分らしく、人に伝わる文章力。

自分の感性で良いなと思った事とか、なんとなく文に書き起こしたくなる事たちを、これからも投稿していく。どうして文字にしたくなるのか、自分でも分からない。
こうやって形にしていくことで、自分が証明されていくような感覚に安心するのかもしれない。

日記は、自分が毎日生きていることの証明。
note(他人が読むもの)は、私がここに存在している証明。

とりあえず今は、そういうことにしておこうかな。

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