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思い出とひきかえに、君を


今日読了した本。

 ひまりと陸斗、告白もせず、ほのぼのとした関係が続きますが、ある日、陸斗が交通事故に遭い大ケガをしてしまいます。そこで、ひまりが、陸斗との思い出とひきかえに、願いを叶えてもらうのですが……。


 記憶をなくすって、こんなにも、ギクシャクというか、結構大変なことなんだと読んでいて思いました。


 でも、想いの人もいない人生なので、ひまりのような悲壮感は、味わえないでしょうが。


 失って初めて分かる幸せもありますね。


 当たり前にあるものなんて、何一つとして、存在しないのだから。




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